食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ザーサイの栽培』

2012年10月03日 18時29分20秒 | 日記

野菜苗のカタログを見いてたら、ザーサイの種が出ていた。十数年、見ているが初め

てのことだ。中国野菜と言えばターサイ、青梗菜が相場となっている。中華料理は好

きだが、この野菜を使った料理だから好きというものはない。だから、これらの種は売

っていたが栽培してみようとは思わなかった。

ザーサイは漬物風に加工した桃屋の商品が有名で、漬けただけの商品は少し専門

性の高い店でお目にかかる。塊が真空パックに詰められたものが一般的だが、私の

良く行く所では缶詰を売っており、これを買う。直径10㎝、高さ15㎝くらいの缶に、赤

い唐辛子の粉と一緒に漬けられたものがビッシリと入っている。

ザーサイはよく水洗いをして、薄切りにした後、塩抜きをする。塩抜きをしないでその

まま食べるとかなり塩辛いが、少しづつ食べるとご飯が進む。適度の塩加減にして漬

物として、チャーハンに入れたり、豚肉と一緒に炒め物にしたりとバリエーションは広

い。馴染のあるザーサイだが、栽培となると、こちらの気候と合うのかも分からないし、

育て方もサッパリだから、積極的にやろうとは思わなかった。

ところが、カタログによると栽培できるらしい。

困った時のネット頼みで調査してみると、特別なことは何もなく兎に角作ればいいの

だ。私たちが食べているのは根に当たる部分かと思っていたが、茎が太くなった物ら

しい。栽培過程で軟らかい葉、茎はサラダなどにもできると紹介されていた。

年が明け茎が大きくなったら、塩漬けにすると一年後くらいに、市販品のような色に

なる。

当然のことだが、最初は緑色だから、本当にザーサイ?と疑問符をつけたくなる。

種をまき、毎日ながめている内に芽が出てきた。子葉は小さい小さいもの、本葉が出

てきたものの未だ、あの大きなザーサイの苗には見えない可愛らしいものだ。

成長すると、一見してセロリのような姿になる。

ポット苗から畑に移殖にはもう少しかかりそうだが、生育が楽しみだ。


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