長門石町 I様
某ハウスメーカーで建てられた築30年以上なる建物。
I様 「軒天に穴が開いているので異常がないか点検をお願いします。」
コスモファンのI様より連絡があり、久々お会いしました。
久しぶりにお会いでき、いろいろお話をいたしました。
点検を進めていくと、二階の天井も異常を発見しました。

↑天井にカビが生えていました。

↑天井をバラシて中を確認してみると、、、

↑カビが生えていた部分に、断熱材が入っていませんでした。
しかも、石膏ボードを張っておりませんでした。
近年の工事から考えると信じられない。ずさんな工事ですね。
屋根の上を調べましたが、特に異常はありませんでしたので、この天井のカビは、結露が原因ということになります。
折板葺きですので、結露気密対策は万全にしておく必要があるのですがね。
ハウスメーカーも現場まかせということですね。

↑軒天に穴が開いていました。

↑ベランダは機能していない状態ですね。。。

↑やはり、平面に並べた床板は、3年に一度くらいは塗装しないと、、、
自己管理して大事にしてほしいものです。
屋根の結露対策を行う必要性があります。
が、↓天井裏の懐がほとんどない状態ですので、

断熱材も追加することが困難な状態でした。
マホービン工法を施工するにも天井を吊ってある材(吊木)が小さくてとてもとても。。。
消去法で、天井を落として作り直す工法と、屋根の上へかぶせる工法が残りました。
I様と予算の話し合いを進め、屋根の上にかぶせる工法を施工することにしました。
つづく