こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

広川町耐震改修工事 完了しました。

2015年10月06日 | コスモ住研日記

今回の耐震改修プラス最大の目的はH様邸の耐震化なのですが、究極に不便と感じておられることを
同時に解消してしまいましょう。ということで始めました。


二階部分の耐震化
四枚建ち引き戸だった部分を解体し、真ん中の引違い扉のみ残し、柱を建て、耐震壁にしています。




台所の動線の確保
行き止まりとなっていた台所への動線を解消する
キッチンを移設(再利用)し、解体しました。
少しだけ掃除が楽ちんなキッチンになりました。









洗濯機の居場所を室内に造る。
洗濯機は高級なヒートポンプドラム式でした。
が、室内に設置するスペースがなく、勝手口の外に露出で設置されていました。
洗濯はいつも外へ出て、まわしておられました。
夜になると、静かになるので、8時以降は使用できなかったようです。
ヒートポンプの課題は、新幹線のような騒音がすることと、重たいことですね。
洗濯機置場に二階を増築した際に無理やり造った階段でした。
畳一帖で無理やり上がっていた階段を壊し、
洗濯機置場に戻しました。



トイレへの動線の検討

トイレへの動線ですが、玄関ホールから扉で出入りするようになっていました。
以前お客様のお母様が玄関の段下へ転落されたそうで、今回の耐震改修プラスで
トイレの出入り口の位置を変えることにしました。





階段を架ける部分を解体すると、基礎がありませんでした。
元々階段にする予定にはなっていなかったばしょですから、あるはずがありません。
事はもっと重大で、柱も土台もありませんでした。
間仕切り壁の部分がまさかの手抜き工事でした。
基礎もレンガの上に置いてあるだけのものでした。
解体し、基礎を造り土台⇒柱⇒桁⇒筋違い
すべて造り変えました。




二階部分を支える通し柱の耐震補強



無事に竣工することが出来ました。
お客様とご近所の皆様、そして、すべての業者の皆様に感謝いたします。



土砂災害警戒地域の情報をホームページで公開しているようです。

2015年10月06日 | コスモ住研日記

皆さんはもう確認されましたか?


福岡県県土整備部砂防課 

ここのホームページに土砂災害警戒区域等が記載されています。

福岡県は都市部以外のほとんどの区域があてはまるようですね。
ほとんどの地域が真っ赤っか。

砂防課ホームページでご確認ください。↓
http://www.sabo.pref.fukuoka.lg.jp/
土砂災害警戒区域図をクリックしてマップでご確認ください。


不動産で山手を販売する場合でここに入る地域の際は重要事項として説明がいるでしょうね。

でも「ここは崩れる心配があります。土砂崩れの心配があります。」
って言われたら皆さんはどうされますか。
いい土地って言われても検討するでしょうね。

50年に一度の災害が減少するように皆さん温暖化の防止にご協力ください。