マサオ君の子供、タマの甥のリョウヘイ君が
やっとお喋りが少し出来るようになった頃のこと・・。
リョウヘイ君は男の子だからか、喋り始めるのが
かなり遅かったから3歳ぐらいの時かな?
ちなみにマサオ君はエライお喋りで、おんぶされた
母の背中でペラペラ喋っていて近所のヒトが驚いていた!
(まるで腹話術の人形やな・・)
今でも口先だけで商売してるんと違うやろナ!
タマの実家に遊びに来ていたリョウヘイ君は
一間廊下にあった扉をはずした後の建金具(ピボット)の
跡の穴を見つけ、指差して「こ・れ・ナニ?」とタマに聞いてきた。
幼児に説明しても理解できないだろうと思ったタマは、
「これはアリの穴だよ、アリンコのおウチの入り口なんだよ!」
「アリさん出てくるかな~っ?」などと、口から出まかせを言ってしまった。
だが、それ以来リョウヘイ君は遊びに来ると
アリさんが出てくるのを待ちながら、チッサイ指で穴をさして
「アリンコ 穴(あな)?」
(埼玉に住んではいたが、関西弁なのである)
と聞いてくるのには参った!
仕方なく「ウ・ウン・・。そうだヨ」と嘘つきタマは
答えるしかなかったのである。
教訓 その2
たとえ、どんなに面倒でも子供に嘘をついてはいけません!