「おにぎりだけ~っ?
」 「そうなんです
」
今日、ポチは出張に出かけました。 最近は(時間と、お金
の)節約のため
新幹線で出かけるときは、「おにぎり
作って頂戴
」
「(ム~ッ!出張の時ぐらい弁当作りを休みたい!)」 と内心思っているタマですが、
お金と労力を秤にかければ・・、仕方ない!
というワケで、新作(珍作)の「巴(ともえ)爆弾おにぎり」を作り上げました。
ポチタマ家では重層に作ったおにぎりの事を「爆弾おにぎり」と称しております。
芯に海苔で巻いた小さなおにぎりを入れて、味の違う御飯(具)を握って・・
海苔を巻き・・を繰り返したモノで、切ると断面が3重・5重に(年輪みたい)に
なるであります。
手がかかるし、意外と?デカくなってしまうので普段の「ポチ弁当」には作りません。
主に、行楽に出かける時とか、出張の時のおかず無し弁当の時に作ります!
さて、今回の「巴(ともえ)爆弾おにぎり」は、評判の悪いクラスター爆弾を
ヒントに作りました。
「・・(何や物騒やナ~)」
(ちなみに、タマもクラスター爆弾使用の全面禁止に賛成であります。)
で、ど~なっているか? と申しますと、このおにぎり中には、
普通の?「爆弾おにぎり」の芯に使うくらいの小さなおにぎり
を
(察しの良い方なら、もうお気づきですネ!)3つ入れました。
3つを手の平に、三角に並べて御飯で成形していきました。
3つのおにぎりの中身は、明太子・鮭マヨ・塩昆布、そして外側は揚げ玉+青ネギ
の混ぜご飯で~す。 最終的に重量は412gになりました。
これは、手が大きいタマだから出来る「スゴ技?」です!
この前、「おにぎり小さかった」と(文句を)言ったポチに見せたところ
(やっぱり根に持っているタマ)
「こんなに大きなおにぎり、電車の中じゃ、恥ずかしくて食べられないヨ
」
と申しておりました。 「良かった!良かった!? 」
とにかく掃除が嫌いな母! 普通は嫌いでも厭々ながらも掃除するよネ!
でもタマの母親は、「嫌いな事は一切やらない」と徹底しているのであります。
母の口癖は「人間、埃じゃ死なない!」 「・・(病気にはなると思うけど)
」
照明器具に積もった埃を見て、怒った父が
「10年も掃除していないじゃないか!」と母に怒鳴ると、
「この家に越してきてから、まだ7年しか経ってない」と怒鳴り返す!
(7年掃除してないのも凄いけどネ)
それでは、実家の埃を撮影した写真を解説いたしましょう。
勿論マスク着用で撮影しました。
いずれも、父が使っていた和室であります。 父も埃は無視だった?
(掃除婦タマが愛想をつかして家を出てから、埃は目に入らなくなったようネ! )
洋服ダンスの上
白い敷物を敷いてあるワケではありません。厚みは約27ミリ?
いつの頃からか、立てかけっぱなしの座卓。かなり大きいモノだけど・・。
蜘蛛の巣も張ってたヨ!
季節を問わず?掘りごたつを使用していた父。 温まっていたわけではなく
片付けなかっただけ! 掘りごたつの畳は、タンスの裏に仕舞って?ありました。
建てつけが悪い障子。タマが無理やり開けようとしたら
障子の桟に積もった埃が舞い上がってきた。
(これでも、埃が大分落ちた後の写真です~!)
同じく、立てつけの悪い?というより、物が前に散乱していて開かずの押入れ
の襖を無理やり開けると、(オープン・ザ・ダスト!)
そこには、やはり錆びついて開けられない押入れケース。
そしてその前に積った埃で~す。
この部屋だけで、埃の量はどのぐらい?
そして、その中に住まいするダニの数は・・?
この状態は「父の和室」に限ったことではありませんヨ!
「言わずもがな」ですが!
ゴミ屋敷のタマの実家の写真と、ポチ弁当の写真を一緒に並べるのは
「ポチ弁当」が可哀そう! (自分で言うなヨ
)
できれば、カテゴリー別に記事を読んでほしいナ~!
6月11日(金)お弁当
黒米入り御飯&海苔胡麻&明太子、イカ天ぷら、カボチャ茶巾&小豆あん
竹輪のキュウリ詰め、ミョウガ甘酢漬け、ナス漬物
「カボチャ美味しかった」(ポチ) 「そう、良かった!」(タマ)
実は味見していない。だって、カボチャとかサツマイモとか甘くてホクホクしてるの
嫌いなんだモン!
「でも、小豆が少なかった・・。」(ポチ) 今日は少し増量しておいたヨ!
「おにぎり、いつもより小さかった・・ネ!」(ポチ)
そんなこと言っちゃって、加減を知らないタマ(ポチの口癖です)が
次回、ど~んな巨大な「おにぎり」作っちゃうか分からんゾ~!
「こんなことで・・良いのかな 」(ポチ) 「いいワケ無いヨ
」(タマ)
「でも、結婚してからず~っとこんな生活だヨ!」(タマ)
「そうだネ!」(ポチ)
何の話か?と言いますと、時間の話であります。 上記の会話が交わされたのは
夜中の1時20分。
毎晩、寝るのがこんなに遅くて良いのか? という話なのでありますが
だって、ポチの帰りが遅いのだから仕方ないじゃない!
この日も帰宅は11時30分過ぎ。(「ノー残業デイ」のはずの水曜日!)
それから御飯食べるのだから・・、片付けして「ポチ弁当」の下ごしらえをしてたら
当然、寝るのは「こんな」時間になっちゃうのヨ! でも、十数年も「こんな」生活
してるんだから・・。
6月10日(木)お弁当
おにぎり(御飯、揚げ玉、青ネギ)、サワラのソース焼き、小松菜胡麻和え
切干大根とベーコン煮物、カボチャ茶巾&小豆あん
「天むす」ならぬ、「天かす」おにぎりは安上がりで結構美味しい!
我が家では、市販の天かすにだし醤油をかけて、適当なモノ(青ネギ等)と
一緒に「おにぎり(おむすび)」の具にしています。
この写真は、葬儀が済んだ後に写した「書斎」ですが、デスクが3つに
椅子にソファ。 何故か、その真ん中に巨大なプラスチックの収納ケース。
周りは本棚とキャビネで、足の踏み場が無い為、思いっきり「手ぶれ」してます。
必死に和室を探す、マサオ君とタマ。 これは!と思って手に取ると
繰越が済んだ10年以上前の「通帳」。証券会社の「お預かり残高明細」も、
やはり10年近く前のもの・・。何でとってあるのか、サッパリ分かりません。
古いものがあるのに、新しいものが見つからない。 やっぱり、この部屋じゃない?
「次に可能性があるのは、書斎だ!」とマサオ君。 「・・(本当に)」
鍵付きのデスクがあり、「これが怪しい!」(マサオ君)
やはり・・、と言おうか 引出しに鍵がかかって開かない!
でも、鍵がかかっているということは大切なものがしまってある可能性あり
そこら中に小さな鍵が沢山あって、片っ端から差し込んでみるが「合わないヨ」
(一体、これらの鍵はどこのカギなの?)
「もうこうなったら壊すしかない」(マサオ君)
「・・だよネ!(比較的高そうだけど・・この際仕方ない)」(タマ)
下の引き出しを抜いて、鍵のかかった引き出しの底を叩き壊してみたものの
収穫無し!「あっ、大変!日が暮れてきちゃったヨ~っ!」(タマ)
書斎に限らず、照明器具の電球が切れたまま交換していない箇所が
多いのヨ! よって暗くなると本日の「作業中止」って事。
やはり、これからはLEDの時代ネ! (何て呑気な事、言ってられないでしょ)
書斎の窓を開けるのだって、物が散乱しているデスクに上らなくちゃいけない。
これって、高所作業よ!怪我したら、この間見つけた「保険」使えるのかナ!
と、この日も無駄に疲れた~っ!だけの「ゴミ山の姉弟」でありました。
二人で、ゴミを拾い集めてゴミ屋敷で暮らす老いた姉弟!
の話ではありません。
そりゃ、タマもタマの弟のマサオ君も中年のオバサン・オジサンではありますが
ゴミの中で暮らせるほど、逞(たくま)しくはありません。
マサオ君なんて、意外とキレイ好きなんだから!
タマはキレイ好きとは言えないかもしれませんが・・モノがいっぱいある状態は
大嫌いでありまして、一人暮らしの時など「生活感が全く無い」と遊びに来た
知人・友人に言われておりました。
しかし、父が亡くなって母は認知症という事になっている?状態では、泣く泣く二人で
ゴミ屋敷の後始末をしなくてはならず・・。
従兄夫婦やRYOUHEI君(マサオ君の長男)の助けを借りながら
「何だ?この家は(親の家です・・)」で探索を開始したのであります。
「一番(探しているモノが存在する)可能性があるのは、この部屋だ!」と言う
マサオ君のお言葉に従って、まずは父が寝室としても?使っていた和室から
探索を始めました。 父が亡くなっていたのも、この部屋であります。
2間(けん)の床の間付きの8畳の和室には、板の間もついていまして、その先に
窓があり雨戸が閉まっています。その窓にブラインドが取り付けてあるのですが
窓の前にモノを積み上げていて、窓(雨戸)の開け閉めが困難な状態。
たぶん、閉めっぱなしだったのでしょうネ・・!
ここの部屋の特徴は、 服が散乱しているのは母と共通ですが、
紙のゴミが多い事。 色々な雑誌に新聞、そして同窓会の会報(意外と立派)が
数十冊、書籍に何やら分からない書類の類が、い~っぱい!
DVDは、「日本の※※」「世界の※※」の類、全十何巻のシリーズ物が何種類も!
しかも、どれ一つとしてビニールすら開封されていない。
見ないのに何故買うの~っ!
家具も多くて、片付けの見積もりが「この部屋だけで15万」と言われたヨ!
正面が窓のはずですが・・、何でブラインド付けてるのか・・?
違い棚に天袋、地袋のついた床の間には、日立製の液晶デジタルTV
(弟によると、去年11月には無かったそう)と仏壇(蜘蛛の巣付きです~!)が
並んでいてます。 右も床の間ですが、洋服ダンスと収納ケースが置いてあります。
スゴク散らかっているようでありますが、父の遺体を警察に搬送してもらい
葬儀も頼む事になった葬儀社の人から、
「大分片付きましたネ! 」と、言われたのヨ! この状態で!
実は、父が亡くなったと聞いて、マサオ君やタマより一足早く駆けつけてくれた
千葉に住む、母の妹と従兄夫婦(母の兄の長男)が、父の部屋の山になっていた
衣類の一部を「業務用ゴミ袋」に、雪崩を起こしていた書籍・雑誌等の
紙類を紐で括ってくれていたのです。
これは、とりあえず人が歩ける場所を確保する為だったのですが。
探し物をしようにも、これだけ散らかっている上に
家具が多くて・・、壁面すべてを蔽っている実家!照明のスイッチすら見つからない。
コンセントも、どこにあるか分からない。 そのせいか、そこら中に延長コードが
ニョロニョロと這いまわっています。が・・、どの延長コードに電気が来ているのか?
新しそうな掃除機が2台あり、使おうとしたが電源が入りません。
電気が来ていないのか?掃除機が壊れているのか? 蓋をあけると
埃が目一杯詰まっています。ゴミ袋の交換もした事なければ、当然フィルタの
掃除もした事無いのネ!
散らかっている部屋で探し物をすると、益々散らかる事を学習。
目指すもの以外は、横にポイッとしちゃうからネ!
こうなったら、ゴミ袋を横に置き、出て来た不要な物(ほとんど全部)は
端から捨てるしかない。故人が、どんな思い入れでとってあったか
単に億劫で捨てなかったのか知りませんが、構っていられるか!
そこのあなた! あなたにとっては思い出の品も、ただのゴミよ、ゴミ!
朝、弁当作りの為 台所に立ったタマ!
「アッ・・!」何と、炊飯器の蓋は開けっぱなしで、お米も入れてない。
日曜日から出張して、昨日夜遅くに帰宅したポチに夕(夜)食を食べさせた後
全く弁当用の御飯の準備をせずに寝ちゃったんだ・・・。
今までのタマだったら「ギョエ~ッ どうしよう どうしよう
」と
焦ってバタバタするところなのでありますが、何故か
「・・・」程度にしか反応せず。これって、「年のせいなのかナ~?」
(それとも、ゴミ屋敷の件で多少の事では驚かなくなった?)
冷凍庫に「(市販冷凍)チャーハン」入ってたよネ・・。でもおかずも冷凍だし、
自分で冷凍していた「白い御飯」をチンして入れちゃおうか・・。
でも、そのままだとポチが食べる時には一体どういう状態になるのか?
チョッと不安だし
そこで、ポチ家母の味「玉ぐじゃ」なるものを思い出しました。
玉子に醤油そして多めの砂糖を入れて御飯と炒める、ポチが唯一作れる料理。
何度かタマにも作ってくれましたが、かなり甘めでベッチャリしているのであります。
(ポチは超柔らかめの御飯が好き)
でも、弁当に入れるんだからよく炒めないとネ!(硬い御飯好きのタマ
)
「玉ぐじゃ」が甘いので「食べるラー油」の試作品をトッピング?して一丁上がり!
6月8日(火)お弁当
玉ぐじゃ&食べるラー油(の、つもり)、冷凍エビ寄せフライ
ゴーヤ酢の物、ミョウガ甘酢着け、ナス漬物
「ゴミ屋敷」に(平気で)暮らしていた親が急死して、何が大変って探し物ヨ!
人間一人亡くなったって嘆き悲しんでいる余裕なんて無いのっサ~!
色々な事務手続きをする為にも、必要な書類を揃えなくてはいけない!
別居していた上に、普段から親子のコミュニケーションが図れていない
タマとマサオ君。 でも私達が悪いとは思えません。
何しろタマの父は電話しても、1分以上話せれば上出来って感じ。
スゴ~ク間の悪い時に電話を掛けてしまったかのように
「ハイハイ、分かった分かった」と切られてしまう。
横浜に住んでいた時に、実家を訪ねても喜ばれるどころか迷惑顔!
「何かあったら困るから、キチンとしておいて」等、(遠慮がちにヨ)
言おうものなら大変! 「ちゃんと分かるようにしてある」って
怒鳴りつけられる。
マサオ君も、同じ事を言われていたようですが!
「何も分かるようになっていないじゃないか!」(マサオ君)
「何も分からないヨ! っていうか、分かるか!こんなゴミの山で!」(タマ)
延べ10日以上、タマにマサオ君、埃アレルギーで途中寝込んでしまった
マサオ君の子供のRYOUHEI君、従兄夫婦で 急を要する
年金手帳、後期高齢者の保険証、母が遺族年金をもらう為に必要な
年金が振り込まれていた口座のある通帳を探しまくりました。
が出てくる通帳は繰越が済んだ「お古」ばかりであります。 そんな中!
「ヤッタ~ッ!保険証券発見!喜べ姉貴 760万円だって!」
「ホント~」
「悪いな!俺のは1200万円だよ!」
「いいのヨ!いいのヨ!」
と保険証券を手に取ってみると 何と~っ・・!
タマとマサオ君が「被保険者」になっているじゃありませんか!
「おバカ! これは私達が死んだらおりる保険だヨ~ッ!」
「エ~ッ!やっぱり親父は俺達よりが長生きするつもりだったんダ! 」
年金手帳と高齢者の保険証は、韓流ファンでありミステリーの愛読者でもある
従兄の嫁さんが探し出してくれましたが・・。
(謝・謝 じゃなくて カムサハムニダ だっけ?)
カードの請求書から判明した口座以外は不明!おかげで主だった銀行の
相続課に 端から電話をかけまくる羽目になったのであります。
人からアドバイスを受け貸金庫も調べてもらいましたが、
そんなモノは借りておりませんでした・・。
勿論、銀行に電話をした途端に口座は凍結! 葬儀他一切の費用は
残された私達の負担になったのであります。 と・ほ・ほ
ゴミ屋敷での探し物、 マスクとゴム手袋は外せない