チビアツバ20210913

チビアツバ。

①内横線：不明瞭で、ギザギザの山型
②外横線：直線的
③腎状紋：極小のリング状

分類：
チョウ目ヤガ科ミジンアツバ亜科
翅を広げた長さ：
１４～１６ｍｍ
前翅の長さ：
６.５～７.５ｍｍ
分布：
本州（関東以西）、四国、九州
平地～山地
成虫の見られる時期：
６月、８～９月（年２化）
越冬形態？
エサ：
成虫・・・不明
幼虫・・・不明
その他：
沖縄本島ではミナミチビアツバと混生する。
ミナミチビアツバ（開帳１２ｍｍ前後）より大きい。
前翅は幅広く、♀の後翅は暗色を呈する。
（ミナミチビアツバでは前翅の幅がより狭く、後翅はより明るく白に近い。）
内横線は不明瞭で、ギザギザの山型。
外横線は直線的。
環状紋は極小のリング状。
単眼を欠き、触角は微毛状（同属に共通）。
♂の触角の微毛は短く、軸の直径の1/2以下。
下唇鬚第２節の長さは、複眼の直径の約２倍。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
参考：
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
あおもり昆虫記
高知の自然