KONASUKEの部屋

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バイバラシロシャチホコ20200730

2020年10月03日 | チョウ目
バイバラシロシャチホコ。
シロシャチホコとの区別は困難ですが。
シロシャチホコはブナ帯にいるとのことなので、バイバラシロシャチホコとします。

分類:チョウ目シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
翅を広げた長さ:30~50mm
前翅の長さ:18~21mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   山麓~低山地が中心
成虫の見られる時期:4~6月、8~9月
          幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・食べない?
   幼虫・・・オニグルミ、クマシデなど
※他にバラ科、ブナ科も知られているが、シロシャチホコ幼虫を含む可能性が指摘されている。
その他:灰白色の翅に、黒色点が混じる。
    シロシャチホコより黒色鱗の散布が細かく、白色の鱗隆起が少ないとされるが、識別は困難。
    ♂の第8腹板後縁は四角い。
    (シロシャチホコの♂は第8腹板後縁が丸く、中心に小刻がある。)
    シロシャチホコはより山地性で、ブナ帯に生息する。
    ♂♀ともに触角は両櫛歯状だが、♂の方が枝が長い。
    広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園などで見られる。
    夜行性で灯火に飛来することも多い。
    普通種だが数は多くない。
    茨城県では卵・幼虫は5月。
    幼虫はシャチホコ型で、紫がかった茶色の体に、黄白色の紋がある。
    背面の突起は、トゲ状で長い。
    (シロシャチホコ、シャチホコガ、ヒメシャチホコとはトゲの形状で識別する。)
    中脚・後脚は細長い。
    第7~9腹節は肥大する。
    尾脚は棍棒状。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   昆虫写真図鑑
   暁の蛾類図鑑
   茨城の蛾
   昆虫図鑑・・・のようなもの

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