KONASUKEの部屋

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トビスジアツバ20210623

2021年07月26日 | チョウ目
トビスジアツバ。

①下唇鬚:上反する
②内横線:湾曲する
③外横線
④亜外縁線
⑤暗色の帯
⑥腎状紋

分類:
チョウ目ヤガ科クルマアツバ亜科
翅を広げた長さ:
20~31mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
暖地の平地4~10月(年数化)
山地6~7月、8月(年2化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液
幼虫・・・広葉樹の枯葉(飼育下では生葉も食べる)
その他:
地色は褐色で、黄色味がほとんどない。
(フシキアツバでは、茶色味が弱い。)
横線は茶褐色。
外横線の内側が暗色の帯になる。
内横線は変異があり、波打つ個体と比較的直線的な個体がある。
(ウスキミスジアツバでは、ほぼ直線的で、前縁付近で折れる。)
フシキアツバよりも翅がやや細く、色調はやや暗い。
♂の触角は繊毛状、♀は糸状。
♂の前脚には黒褐色の発達した毛束があり、跗節は太く、脛節の鞘状突起と同長。
第1化は大型。
第2化以降は小型で、地色は暗く、斑紋も鮮明。
各地に普通で、個体数も多い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
終齢幼虫の体長は約20mm。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
北茨城周辺の生き物
富山県産蛾類博物館
茨城の蛾


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