ヤスマツトビナナフシの幼虫。
幼虫には20180419に、成虫には20190806に出会っています。
幼虫の方は、3年前出会った時、てっきりエダナナフシの幼虫だと思っていて。
本日、訂正いたしました。
エダナナフシの幼虫は、
①触角は褐色で、淡色の環紋がある
②脚の関節部は褐色
③複眼の後ろの褐色条は、背中の模様とつながることはない
ようです。
シラキトビナナフシ幼虫は、触角の黒環は8個。
対してヤスマツトビナナフシとニホントビナナフシの幼虫では、14個。
特にヤスマツトビナナフシでは明瞭。
ニホントビナナフシの場合は、先端部の黒環は長くて、数えづらいですね。
また、ニホントビナナフシの幼虫の複眼の後ろの黒条は特に太いようです。
・触角の黒環は明瞭で、14個ある。
(ニホントビナナフシでは同じく14個だが、先端部の黒環が特に長くて、数えづらいほど。
シラキトビナナフシでは8個。)
・脚の関節は褐色にならない。
(エダナナフシでは関節が褐色。)
・複眼の後ろの褐色条は、腹部背面の褐色条とつながる。
(ニホントビナナフシでは、複眼の後ろの褐色条がやや太い。)
分類:ナナフシ目ナナフシ科トビナナフシ亜科
※ナナフシ目の分類は、大幅な見直しが進められており、諸説あります。
体長:メス42~54mm
全伸長62~80mm
※オスは未知
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~12月(年1化)
卵で冬越し
エサ:ブナ科植物の葉
その他:頭・胸・脚は、ほぼ緑色。
触角は黒褐色で、緑色斑とのまだら模様。
前翅・後翅の合わせ目に沿って紫紅色。
後翅の膜質部は淡い赤紅色。
胸部・腹部の腹面は白色。
尾蓋片前器(?)は認められない。
(上記が認められるのはシラキトビナナフシ)
数は少ないが、場所によってはやや普通に見られる。
ブナ植物を含む林に見られる。
オスは未知で、単為生殖を行う。
卵はバラバラと産み落とす。(落下方式)
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
ナナフシの森
ムシをデザインしたのはダレ?
東北大学植物園ほか
幼虫には20180419に、成虫には20190806に出会っています。
幼虫の方は、3年前出会った時、てっきりエダナナフシの幼虫だと思っていて。
本日、訂正いたしました。
エダナナフシの幼虫は、
①触角は褐色で、淡色の環紋がある
②脚の関節部は褐色
③複眼の後ろの褐色条は、背中の模様とつながることはない
ようです。
シラキトビナナフシ幼虫は、触角の黒環は8個。
対してヤスマツトビナナフシとニホントビナナフシの幼虫では、14個。
特にヤスマツトビナナフシでは明瞭。
ニホントビナナフシの場合は、先端部の黒環は長くて、数えづらいですね。
また、ニホントビナナフシの幼虫の複眼の後ろの黒条は特に太いようです。
・触角の黒環は明瞭で、14個ある。
(ニホントビナナフシでは同じく14個だが、先端部の黒環が特に長くて、数えづらいほど。
シラキトビナナフシでは8個。)
・脚の関節は褐色にならない。
(エダナナフシでは関節が褐色。)
・複眼の後ろの褐色条は、腹部背面の褐色条とつながる。
(ニホントビナナフシでは、複眼の後ろの褐色条がやや太い。)
分類:ナナフシ目ナナフシ科トビナナフシ亜科
※ナナフシ目の分類は、大幅な見直しが進められており、諸説あります。
体長:メス42~54mm
全伸長62~80mm
※オスは未知
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:7~12月(年1化)
卵で冬越し
エサ:ブナ科植物の葉
その他:頭・胸・脚は、ほぼ緑色。
触角は黒褐色で、緑色斑とのまだら模様。
前翅・後翅の合わせ目に沿って紫紅色。
後翅の膜質部は淡い赤紅色。
胸部・腹部の腹面は白色。
尾蓋片前器(?)は認められない。
(上記が認められるのはシラキトビナナフシ)
数は少ないが、場所によってはやや普通に見られる。
ブナ植物を含む林に見られる。
オスは未知で、単為生殖を行う。
卵はバラバラと産み落とす。(落下方式)
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
検索入門セミ・バッタ(保育社)
ナナフシの森
ムシをデザインしたのはダレ?
東北大学植物園ほか
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