クロコノマチョウ。
暗かったのと距離が離れていたのとで、ピンボケ&ブレブレなのが惜しまれる。
これ一枚を撮って、もう少し近づこうとにじり寄ったら、逃げられてしまった。
茨城県内全域で見られるとされるが、旧笠間市内で自力で発見できたのは収穫だと思う。
本来、南方系の蝶で、現在は東北地方にも分布を広げてきているらしい。
KONASUKEが高校生の時買った「原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編」(保育社/昭和47年初版・昭和56年四刷)には、静岡県内における分布拡大の様子が記載されている。
近縁のウスイロコノマチョウと違って、迷蝶として記録される事は少なく、土着性が強いこと。
大発生の前段として、西部地域と一部の中部地域で、しっかり土着していたことが推測されること。
天敵の対応が不十分で、この蝶の個体数の増加が放任された可能性があること。
個体数が著しく増加すると、好みの(いわば一等地)薄暗い常緑広葉樹林から、竹林・落葉広葉樹林(二等地)、ミカン園(三等地)まで進出すること。
夏型のメスは、食草を探して移動する傾向が強く、分布を広げる要因になっている可能性が高いこと。
食草の分布が極めて広く、豊富にあること。
などが述べられている。
こうした要因がうまく働けば、大発生や分布拡大につながる可能性があるということか。
しかし、何と言っても、この種は成虫越冬なので、冬を越せるかどうかが、最大のカギだろう。
温暖化の影響は、当然あるだろうね。
一部の人々は、絶対に認めないだろうけどね。
どっかの大統領を筆頭として(冷笑)
分類:チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科コノマチョウ属
前翅の長さ:32~45mm
翅を広げた長さ:60~80mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月~11月中旬(年2~3化)
成虫で冬越し
エサ:成虫・・・樹液、落ちた果実、獣糞
幼虫・・・ジュズダマ、ススキ、ツルヨシ、アブラススキ、メヒシバ、チヂミザサ、ササキビ、アシボソ、チョウセンガリヤスなどのイネ科植物
その他:本来、西南日本を中心に分布する南方系の蝶だが、温暖化の影響で、最近は東北地方まで分布を広げているらしい。
ジャノメチョウ類で成虫越冬するのは、近縁種のウスイロコノマチョウと本種のみ。
ウスイロコノマチョウは迷蝶として、北海道でも記録があるほどだが、本種は土着性が強い。
ただし、夏型のメスは食草を探して、比較的移動するようだ。
薄暗い常緑広葉樹林を好むが、個体数が増加すると、竹林や落葉広葉樹林、ミカン園などにも進出する。
日没前後に活発に活動する。
季節型により色彩、翅型が異なる。
翅裏の縁に、小さな目玉模様が並ぶ。
常に翅を閉じて止まる。
秋型は越冬後、交尾・産卵を行う。
産卵は、大きな群落ではなく、孤立した群落で好んで行われる。
この習性は、天敵から逃れるのに役に立つと思われる。
食草の表に止まったあと、葉裏に移り、数個の卵をやや不規則に固めて産む。
幼虫の体は黄緑色で、頭には黒い耳状の突起がある。
4齢幼虫までは食草の裏に集団でいるが、終齢幼虫は単独行動する。
食痕は中脈を残す。
終齢幼虫の体長50mm
蛹は垂蛹で、食草の葉裏の場合と、それ以外の場合がある。
成虫は落ち葉の間で、翅を閉じ、横倒しになって越冬すると思われるが、実際の野外での観察例はないらしい。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)ほか
暗かったのと距離が離れていたのとで、ピンボケ&ブレブレなのが惜しまれる。
これ一枚を撮って、もう少し近づこうとにじり寄ったら、逃げられてしまった。
茨城県内全域で見られるとされるが、旧笠間市内で自力で発見できたのは収穫だと思う。
本来、南方系の蝶で、現在は東北地方にも分布を広げてきているらしい。
KONASUKEが高校生の時買った「原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編」(保育社/昭和47年初版・昭和56年四刷)には、静岡県内における分布拡大の様子が記載されている。
近縁のウスイロコノマチョウと違って、迷蝶として記録される事は少なく、土着性が強いこと。
大発生の前段として、西部地域と一部の中部地域で、しっかり土着していたことが推測されること。
天敵の対応が不十分で、この蝶の個体数の増加が放任された可能性があること。
個体数が著しく増加すると、好みの(いわば一等地)薄暗い常緑広葉樹林から、竹林・落葉広葉樹林(二等地)、ミカン園(三等地)まで進出すること。
夏型のメスは、食草を探して移動する傾向が強く、分布を広げる要因になっている可能性が高いこと。
食草の分布が極めて広く、豊富にあること。
などが述べられている。
こうした要因がうまく働けば、大発生や分布拡大につながる可能性があるということか。
しかし、何と言っても、この種は成虫越冬なので、冬を越せるかどうかが、最大のカギだろう。
温暖化の影響は、当然あるだろうね。
一部の人々は、絶対に認めないだろうけどね。
どっかの大統領を筆頭として(冷笑)
分類:チョウ目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科コノマチョウ属
前翅の長さ:32~45mm
翅を広げた長さ:60~80mm
分布:本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月~11月中旬(年2~3化)
成虫で冬越し
エサ:成虫・・・樹液、落ちた果実、獣糞
幼虫・・・ジュズダマ、ススキ、ツルヨシ、アブラススキ、メヒシバ、チヂミザサ、ササキビ、アシボソ、チョウセンガリヤスなどのイネ科植物
その他:本来、西南日本を中心に分布する南方系の蝶だが、温暖化の影響で、最近は東北地方まで分布を広げているらしい。
ジャノメチョウ類で成虫越冬するのは、近縁種のウスイロコノマチョウと本種のみ。
ウスイロコノマチョウは迷蝶として、北海道でも記録があるほどだが、本種は土着性が強い。
ただし、夏型のメスは食草を探して、比較的移動するようだ。
薄暗い常緑広葉樹林を好むが、個体数が増加すると、竹林や落葉広葉樹林、ミカン園などにも進出する。
日没前後に活発に活動する。
季節型により色彩、翅型が異なる。
翅裏の縁に、小さな目玉模様が並ぶ。
常に翅を閉じて止まる。
秋型は越冬後、交尾・産卵を行う。
産卵は、大きな群落ではなく、孤立した群落で好んで行われる。
この習性は、天敵から逃れるのに役に立つと思われる。
食草の表に止まったあと、葉裏に移り、数個の卵をやや不規則に固めて産む。
幼虫の体は黄緑色で、頭には黒い耳状の突起がある。
4齢幼虫までは食草の裏に集団でいるが、終齢幼虫は単独行動する。
食痕は中脈を残す。
終齢幼虫の体長50mm
蛹は垂蛹で、食草の葉裏の場合と、それ以外の場合がある。
成虫は落ち葉の間で、翅を閉じ、横倒しになって越冬すると思われるが、実際の野外での観察例はないらしい。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
検索入門チョウ①(保育社)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)ほか
拙ブログへの訪問&コメントありがとうございます。
いなり寿司コンテストは、出来るだけ毎年、行くようにしています。
地元のイベントは大切にしたいので。
今年は10/13(日)のようです。
が、KONASUKEは今年、諸事情により行けなくなってしまいました( ノД`)シクシク…
もしお時間がありましたら、ぜひ、お出かけ下さい。
これからも拙ブログをよろしくお願いいたします。
いなり寿司コンテスト・・・14日みたいですよ^^
実はわたし今年いなり寿司コンテストの第1次審査通ったんです。なのでいなり寿司コンテストにもし行かれるなら清き1票お願いしたいです(>_<)
確かに、いな吉会のFacebook
https://www.facebook.com/events/笠間芸術の森公園/第14回笠間いなり寿司コンテスト2019/2419957791422275/
では、
最終審査14日(月・祝)11:00~
となってますねぇ。
こっちが正式ですね。
14日なら行きますよ!
良い結果をお祈りします!
他所の情報では、
観るなびhttp://www.nihon-kankou.or.jp/ibaraki/detail/08216ba2212062224
祭の日https://matsuri-no-hi.com/matsuri/17244
などで13日(日)となっていたので、そっちを見てしまいました。
こっちは恐らく予定の段階だったんでしょうね。
でも、開催1週間前でこれでは、混乱が生じないか、ちょっと不安ですね。