KONASUKEの部屋

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カラスヨトウ20201003

2021年02月07日 | チョウ目
カラスヨトウ。
同属は全て年1化とのこと。
多くの種で夏眠することが知られており、本種も夏眠を行うと考えられています。

分類:チョウ目ヤガ科カラスヨトウ亜科
翅を広げた長さ:39~48mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:4月、7~12月(新成虫7月~盛夏に夏眠する)
          成虫で冬越し
エサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ類などの樹液、腐果
   幼虫・・・ヤブカラシ、イタドリ、バラ、ノササゲ、アマナ、タンポポ、セリ、アサなど多食性。
その他:前翅はビロード状の光沢のある暗紫褐色で、特に斑紋はない。
和名は光沢のある翅が、カラスの濡れ羽色を思わせることから。
後翅は前縁から翅頂付近、外縁の一部が帯状に茶褐色で、他は黄褐色。
本土に普通。
広葉樹を中心とする樹林と林縁で見られる。
夜行性で、夕刻日没直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
朽木の樹皮下、屋根裏などに数十頭が集合していることがあり、同属他種同様、越夏休眠を行うと考えられている。
樹洞や岩陰などで集団越冬する。
終齢幼虫の体長は約40mm。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   渓舟の昆虫図鑑


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2 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2021-02-07 05:53:19
カラスヨトウは写したことがあります。もっと銀色に写る個体でした。
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2021-02-07 19:20:39
コメントありがとうございます。
個体差はあるでしょうね。
この個体は、カラスの濡れ羽色というより、茶色に近いですかね。
光の加減によっても違うと思います。
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