KONASUKEの部屋

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シモフリスズメ幼虫20210915

2021年10月13日 | チョウ目
シモフリスズメの幼虫。
撮影時には気付かなかったのですが、脱皮直後のようです。
お尻の先の黄白色っぽいのは抜け殻でしょうね。

実は最初、メンガタスズメの幼虫かと思ってまして。
尾角がイボイボだったので。
でも、丸まってないし、ヤブムラサキに居たのも変だったので。
調べ直した結果、シモフリスズメの幼虫としました。

①頭部:丸い
②胸節:粒状のライン
③体側:白色の斜条が7本
④気門:黒色に黄色い縁取り
⑤尾角:顆粒で覆われ、ほぼ真っ直ぐ

分類:
チョウ目スズメガ科スズメガ亜科
翅を広げた長さ:
110~130mm
分布:
本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5月~10月(年2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜、樹液
幼虫・・・ゴマ、モクセイ、イボタノキ、ネズミモチ、ハシドイ、ヒイラギ、オリーブ、オオバイ、シマトネリコ、ソケイ、シソ、アオシソ、クマツヅラ、クサギ、ハマクサギ、ハマゴウ、ムラサキシキブ、キリ、ゴマノハグサ、ノウゼンカズラ、ガマズミ、スイカズラなど
その他:
体と前翅は暗灰色で、黒線がある。
オオシモフリスズメに次ぐ大型のスズメガ。
前翅中央の二本の黒色の縦線は細い。
(エゾシモフリスズメでは太い。)
灯火に飛来する。
刺激を受けると、腹部から音を出す。
幼虫は初夏~秋に見られる。
街中の庭木でも見られる。
体色は淡緑色、淡灰色、赤褐色などがある。
体側に7本の白色の斜条が走る。
尾角は顆粒で被われ、ほぼ真っ直ぐ。
胸節には粒状のラインがある。
頭部は丸い。
気門は黒色で、黄色の縁取りがある。
終齢幼虫の体長は約85~90mm。
前蛹は赤褐色になる。
土中に潜って蛹化する。
蛹室は糞を塗りつけて壁を固める。
蛹は口吻になる部分が、ゾウアザラシの鼻のようになる。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
虫ナビ
昆虫エクスプローラ
芋活.com
家のまわりの生き物たち
風に乗って♪
おおきくなあれ
Wikipedia
渓舟の昆虫図鑑
自然のチカラ~昆虫や野生動物、植物の不思議


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