クロモンドクガの♀。
普通、蛾の仲間は♂が灯火に集まり、♀はほとんど来ないのが相場ですが。
この蛾は例外的に、♀は良く灯りに集まるが、♂は稀にしか飛来しないという変わり種。
♀の前翅は地色が黄色で、後縁部に沿って、黒色の鱗粉が密集します。
また、この個体のように、そこから前縁に向かって、黒色鱗が帯状に伸びる個体もあります。
♀でも触角は櫛歯状(小振り)のようです。
ドクガ科は、胸や前脚がフワフワのモコモコになることが多いですが。
本種ではちょっとまばらで、直毛のゴワゴワって感じですね。
①黒色鱗:前翅後縁沿いに中央付近まで
②黒色鱗が帯状に前縁まで延びる個体もある
③黒色点:前翅に一対
分類:チョウ目ドクガ科
翅を広げた長さ:♂35~37mm、♀37~44mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6~7月、8~9月(年2化)
エサ:成虫・・・口吻が退化して食べない
幼虫・・・バラ科、ハシバミ、アサダ、アカシデ、イヌシデ
その他:地色は黄色で、一対の黒点がある。
♂は前翅の大部分と後翅が黒褐色だが、黄色部が拡大した個体もある。
♀は翅底部から中室まで黒色鱗を密布する。
さらに帯状に暗色部が延びて前縁に達する個体もある。
♀の後翅は黄色。
下唇鬚は上向し、頭頂を越える。
後脚脛節の距は二対。
前翅には1個の小室がある。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、果樹園、庭などで見られる。
♀は良く灯火に飛来するが、♂は非常にまれ。
普通種で個体数も多い。
成虫は毒針毛を持たない。
幼虫は、危険を感じると落下して身を守る。
参考:Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
岐登牛山彩々
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
+++Coffee Time+++
TMUAnimalEcology(都立大動物生態)
芋活.com
普通、蛾の仲間は♂が灯火に集まり、♀はほとんど来ないのが相場ですが。
この蛾は例外的に、♀は良く灯りに集まるが、♂は稀にしか飛来しないという変わり種。
♀の前翅は地色が黄色で、後縁部に沿って、黒色の鱗粉が密集します。
また、この個体のように、そこから前縁に向かって、黒色鱗が帯状に伸びる個体もあります。
♀でも触角は櫛歯状(小振り)のようです。
ドクガ科は、胸や前脚がフワフワのモコモコになることが多いですが。
本種ではちょっとまばらで、直毛のゴワゴワって感じですね。
①黒色鱗:前翅後縁沿いに中央付近まで
②黒色鱗が帯状に前縁まで延びる個体もある
③黒色点:前翅に一対
分類:チョウ目ドクガ科
翅を広げた長さ:♂35~37mm、♀37~44mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6~7月、8~9月(年2化)
エサ:成虫・・・口吻が退化して食べない
幼虫・・・バラ科、ハシバミ、アサダ、アカシデ、イヌシデ
その他:地色は黄色で、一対の黒点がある。
♂は前翅の大部分と後翅が黒褐色だが、黄色部が拡大した個体もある。
♀は翅底部から中室まで黒色鱗を密布する。
さらに帯状に暗色部が延びて前縁に達する個体もある。
♀の後翅は黄色。
下唇鬚は上向し、頭頂を越える。
後脚脛節の距は二対。
前翅には1個の小室がある。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、果樹園、庭などで見られる。
♀は良く灯火に飛来するが、♂は非常にまれ。
普通種で個体数も多い。
成虫は毒針毛を持たない。
幼虫は、危険を感じると落下して身を守る。
参考:Digital Moths of Japan
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