KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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マダラカマドウマ20191215

2020年01月13日 | バッタ目
マダラカマドウマ。

不快害虫のランキングとかやったら、まず間違いなく上位に入る嫌われ者。

カマドウマの仲間は、「ベンジョコオロギ」なんていう、不名誉なあだ名まで付けられてるからね。
翅が無いんで、当然、鳴きませんがね(笑)
「ナマケモノが見てた」(村上たかし)では、誤ったイメージで登場してましたが(笑)

マダラカマドウマは、森林に棲んでいて、人家に入り込むこともあります。
しかし、一般的に人家周辺で見られるのはクラズミウマで、図鑑でもその辺は混乱が見られるようです。

これらの画像は、夜中の公園で撮影したもの。

夜行性で、昼間は樹の洞や洞窟に潜んでいます。

それにしても、この夜は、最低気温が氷点下にまで下がった寒い夜。
まさかこんな夜に出歩くものだとは思いませんでした。
存外、寒さに強いようですね。

今回、失敗したのは、横からの画像がないこと。
背中を丸めたエビのような体型が、最も分かり易いアングルなんですけどね。
次までの宿題とします。

分類:バッタ目カマドウマ上科カマドウマ科
体長:24~34mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   丘陵~山地
成虫の見られる時期:5~11月
          幼虫・成虫で冬越し
エサ:昆虫の死体など雑食
その他:翅が無く、エビのように丸まった体をしている。
    体色は黄白色で複雑な黒斑がある。
    脚に明確な斑模様。
    森林に棲み、昼は樹洞、樹皮下、倒木などに集団で隠れ、夜間活動する。
    屋内にも侵入し、衛生害虫とされる。
    クラズミウマとよく混同されるが、クラズミウマは森林には棲まない。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)


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