一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.12.18 ツツジオ谷源流 モミジ谷 葛城山 弘川寺

2016年12月19日 | 金剛山
ここ最近の山行はあまり長い距離を歩くようなことも無かったので今日は頑張って歩いてみようと思い6時35分富田林駅発金剛山登山口行きのバスに乗る為、6時過ぎの夜明け前ヘッデンをして自転車で富田林駅を目指す。
紀見峠駅から南葛城山、岩湧山に登ることも考えていたが1年ぶりにツツジオ谷源流に行きたいと思ったのと紅葉時期に登れなかったモミジ谷を下ろうと計画する。
バスは登山者4人の貸切でノンストップで7時過ぎ登山口到着。
気温は2℃ほど、支度を整えてツツジオ谷へ向かうが取りつき付近の道は綺麗に舗装されていた。





腰折れ滝を過ぎてツツジオ谷に入りオムスビ岩の所で一服し身体も温まってき来たのでレインジャケットを脱ぐ。



そこからしばらくして2つの滝を越えて行く。





そして分岐に到着し源流ルートを遡る。



今日は良い天気になるはずだが山頂方向は生憎ガスが発生していた。



源頭の倒木が一番難儀な通過になるが昨年は倒木の下を通ったがザックを擦ってしまい結構汚してしまった所だ。
帰ってから雑巾で良く拭けばいいのだが苔がこびりつくとそう簡単には取れないので上を跨ぐことにして折れた枝の根元を手掛かりに足を上げるが身体がかたいので倒木に足がかからない。
枝の根元に体重を預けるのも折れてしまうとそれこそ怪我をしそうなので跨ぐのを止めてザックを下して先に通過させ、身体を低くして潜って通過した。



そこを抜けると左手に六地蔵へと登り上がる道でぬかるんでいるので一歩一歩ゆっくりと登った。



2時間ほどで日差しをまともに受ける山頂に到着し、くず湯と豆大福で一服する。





昨日の初雪はもう随分融けているが坂は滑るので慎重に歩き西田さんがおられた捺印所でハンコをもらう。
葛城山に向かうつもりなので山頂を後にして青空がのぞきだした空を眺めモミジ谷の取りつきへと向かう。



モミジ谷への下りは北斜面になるので雪が残っているが凍ってはいないのだがぐずぐずした所もあるのでほとんど後ろ向きで谷までゆっくり下った。



第六堰堤ではほんの少しだけ凍っていたので成長ぶりを見にまた来月にも来ようと思う。





葉が落ちきったV字谷の通過はいつ来ても気持ちの良い歩きとなる。



途中、狼尾根や狼谷への取りつきを見ながら下りカヤンボに到着。



ダイトレを下り金剛の水に着くがベンチが白く凍っていたのでパス。
見晴らしの効く場所まで下ると陽が当たって気持ちが良いのでザックの荷を解いて靴も脱いで昼食準備をする。



今日は醤油味の袋麺を炊いてレトルトカレーを入れる。
カレー風味は食が進むので食べやすいが醤油味は吹っ飛んでしまった。
休憩後、沢山車の停まる水越峠に12時半到着し葛城山へと取りつく。



ここから山頂まで急登となりしんどいが思ったよりかは休憩も取らず山頂付近のパラグライダーの飛翔場に到着し奈良の眺望を楽しむ。



茶色になったつつじの枝を眺め展望の広がる所へと上がる。



先程いた金剛山を目の前にし、大峰方向を見渡すと金剛山から眺めるのとでは趣きが随分違うように感じた。
さすがに風が冷たくてじっとしていると寒くなるので山頂へと向かう。



13時50分誰もいない山頂に着くと丁度カップルが登って来られたので挨拶して写真を撮り合う。



言葉を交わすと八尾から来られたとのことで会社の近所の方だったのでびっくり。
天気がいいのでのんびりしたい所だが下山にかかる。
天狗谷を青崩へ下れば1本しか無いバスの時間、確か15時台だと思うが逃すと車通行の多い309号を下るのが辛いので弘川寺へ下ることにする。
本来、長丁場を歩くつもりならダイトレで二上山まで行けば良さそうだがそこまでの元気は無い。
山頂から少し下った所で携帯?の電波塔の横を通過。



弘川寺への登山道は登山道をいうより舗装された所も多い林道歩きで舗装路の通過は膝に負担が来そうなので歩幅を狭めて下る。
長い林道を下り分岐に着いたので甘酒を飲んで一服する。
ここから里山の道となり展望コースを下る。
麓に近い所はまだまだ紅葉が綺麗だった。



そしてやっとのことで15時半に弘川寺に下り着いた。



始発の河内バス停に行くと16時発があったので乗り込んで今日の山行を終えた。













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