2023.4.2 金剛山での自然観察

街中では桜の満開情報があちらこちら届いている。
この日は金剛山で春らしい所を満喫しようと登る。
まずは咲き出した花を見て回る。
登りで目に付くのは白い花はミヤマカタバミ。
未だ陽も差さないのでほとんどが閉じたまま。
スミレもずいぶん見かける。



モミジイチゴの花も咲き出している。



この花は何なのか？
サンシュユやダンコウバイと似た花を咲かしている。





タマゴケも良い感じで育っている。





カタクリが咲き出しているので見に行く。







ここの所の気温が高かった影響か、昨年の開花時期よりずいぶん早く咲いているようだ。

こちらはサンシュユの花。





ちょうど満開状態で綺麗な花だ。
そしてキクザキイチゲが陽射しを受けて良い感じに咲いている。













濃い紫色の花が可愛らしい。



ミヤマキケマンも確認。



ミツバツツジは早くもピンク色の花を咲かせていた。





最後に昨年偶然見つけたシュンランは花芽が伸びてきているのでもうすぐ楽しませてくれそうな感じだ。



野鳥はというと、一ヶ月程前からウグイスのさえずりは金剛山でも聞いてはいたが、いつも茂みの中にいて姿を見ることは無かった。
が、この日は前方の梢に止まって存在をアピールするようにさえずっているのを見ることが出来た。





冬場に麓で確認したソウシチョウも金剛山に戻ってきていた。






ソウシチョウは中国からの外来種とのことだがよくさえずるのとその羽色が綺麗だなと思う。
ミソサザイはせっせと木の苔を啄んで巣作りに勤しんでいるようで、なんども同じルートを飛んでいた。



最後にホオジロがつがいで見ることが出来た。







こちらが頭・耳羽が黒色では無く褐色なのでメスのようだ。



一日いろいろな自然観察が出来て楽しい一時を過ごすことが出来た一日だった。