一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

12月23日浅間山を目指すが腰辺りのラッセルで敗退する

2009年12月24日 | 浅間連峰
07:35          天狗温泉駐車場着
08:05          浅間山登山口発
09:13          不動滝
10:22          カモシカ平大岩付近 敗退
12:20          天狗温泉着

今年最後の山登りを蓼科山に行くか浅間山に行くか悩んだが、最後に火山館のKさんに薪を持ち上げて挨拶しようと思い、天狗温泉に向けて朝焼けでピンク色に染まる浅間山を眺めながら車を走らす。

この日は浅間山に登ることを考えて、ストックの変わりにアイゼンとピッケルを持っていき、スノーシューはトレースがあるだろうと思って持って来なかった。

8時過ぎ、陽が差さない登山道を進んでいくが、あると思い込んでいたトレースがほとんど見当たらない。

やがて一の鳥居を越えて不動滝へと向かうが全くトレースが無いのでピッケルを取り出して、膝辺りまで潜る急斜面を登り、すぐに二の鳥居に着いた。

二の鳥居では積んである薪を火山館へ運ぶ為、ザックのサイドに1本と天蓋下に2本括りつけて進むことにする。

ずっと膝辺りまで潜る雪の中を夏道通りに進むが、トレースがあるものと思って来たので雪上訓練と諦めて辛抱しながら高度を上げていく。

やがて樹林帯が切れ、カモシカ平の取り付きに出て牙山が右手に見えて来たが、そこら辺りからは腰まで潜りだし、少し進んでは息を整えての繰り返しとなった。

何度かそうしている内にふと後を振り返ると外人の単独行がいるのだが、追いついてくれずに後方で休憩していた。

ここまでラッセルしてきたので先頭を代わって欲しかったが、その素振りも無いので仕方なく進むが大きな岩の手前でつぼ足ではどうしようも無くなってきた。

外人はスノーシューを持っていたので、この先は装着が必要だと伝えた。

火山館へ括りつけた薪を持っていきたかったので、ちらり彼が進んだ後を行こうかと思ったが、スノーシューの後を通ってもつぼ足では腰辺りまで潜ってしまうので今日はここまでとして引き返すことにした。

引き返していると単独行の男性が登ってきていたが、彼もスノーシューを持っているので挨拶だけ交わす。

下山はショートカット出来る所はショートカットして下り、二の鳥居で休憩することにしてインスタントラーメンを炊いて食べた。

二の鳥居から不動滝には回らず、右手に回ってトレースをつけていき、雪に埋もれた蛇掘川の丸太を渡って一の鳥居へと出た。

そこから3度橋を渡って天狗温泉の駐車場へと帰り着いた。

年内最後の山行は途中敗退の消化不良で終わってしまったが、これも人気コースなのでトレースがあるものとの思い込みと、スノーシューを持って来なかったことで行き詰まってしまったので自業自得と納得した。

帰りにいつもの布引温泉に行き、冷えた身体を温めて帰った。
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