カヤック コウノトリのブログ

大阪にあるカヤック屋さんのブログです。

ツアールートの下見

2024-02-11 13:00:56 | ツアー
カヤックのツアーは大阪市内や関西圏全般で行っておりますがメインのツアーはシーカヤックでのツアーとなります。
カヤックコウノトリでは中級コースのツアーを上限としツアーを企画しておりますがツアーのコースは年々西へ西へと広がってきており
お客様の大半は大阪市内を中心とした地域からご参加頂いておりますので日帰りツアーで往復出来るのは岡山県が限界かと考えております。

岡山県の西側のツアーコースにつきましては 昨年の10月末に開催いたしました直島ツアーでは前乗りホテル泊のお客様と当日向かわれた方と半々ぐらいで
距離的問題は特にないですよって言っていただきましたので更に西側へと範囲を広げていきます。






候補は瀬戸大橋沿い往復と瀬戸大橋西側の島めぐり



 



この周辺は関西圏の瀬戸内とは違い潮流が速く大型船舶の航行も気にしなくてはいけません。



 



ルートの地図は帰りのルートで来るときは直線距離で12km程で帰りは22kmぐらいでした。


先日下見を兼ねて香川県にある広島へ行ってまいりました。

主要な産業は石材みたいで最近は観光客向けにゲストハウスが増えてフェリーの無料キャンペーン等が行われております。







元々はキャンプ地を色々探していたのですが素泊まりのゲストハウスが多く海岸からのアクセスも良い宿が4軒程営業されております。

1月末でテント泊ってのもキツイのでお安いゲストハウスを利用させて頂きました。

島の北側にある茂浦という地域にある”たびねこ”さんへ

地元の方が運営されており”ひるねこ”さんも同系列のゲストハウスになります。

たびねこ
https://maps.app.goo.gl/Wh4yBoBA1SWabKbq5

ひるねこ
https://maps.app.goo.gl/KyfhakHzY3vUEfFh9




建物は古いのですが中は清潔でエアコン完備でトイレは洗浄機能付きなので快適です。

テレビとwifiは無しですが庭にはバーベキュースペースが完備されており薪は使い放題!!

基本的には1棟貸しで1名3000円で1名からでも宿泊可能

予約方法は電話のみで日中はたまに連絡が付かない時もあるそうです。


フェリーで来島された場合はコミュニティーバスが運行されておりますので島内の移動も安心です。




但し、商店が無いみたいですので食料は各自用意が必要です。


宿にはエアコン 冷蔵庫 レンジ ポット トースター 炊飯器 調味料(賞味期限?) 鍋 フライパン お皿 コップなどが タオル バスタオルが
使用できるので比較的に荷物も少なく済むかと思います。















年内のどこかでお泊りツアーを企画したいと考えております。



















2024年の初ツアー

2024-02-10 12:29:01 | ツアー
2024年の初ツアーは淀川カヌー体験でした。





お客様は数年前から日本でお仕事をされておりますインドネシアからのカップルさん




1月でしたが今年は暖かく3月初旬の陽気





動画を撮影しながらのツアーでしたので邪魔にならないようにガイドさせて頂きました。



淀川カヌー体験は前日までにご連絡頂けましたら開催可能となっております。

ツアー案内ページ
https://kono-tori.com/plan10.html








山口県へ出張のついでに錦帯橋

2023-07-22 08:00:00 | 店長のページ
6月中旬にヒラドシェイカーのご注文を山口県のお客様より頂き発送ではなく直接お届けさせて頂きました。

通常であれば西濃運輸で発送なのですが、カヤック本体への保険をかけることができないのと冷やかしのお問合せも入らない位にお店が暇だったってのもあって直接お届けさせて頂きました。



バーミリオンとブラックって結構カッコいんですよね。


お届けの当日は大雨でお客様にはご迷惑をお掛けしたのですが、山口県には以前から行ってみたいところが幾つかあって1つ目が秋吉台でお客様宅からも近く是非行きたかったのですが大雨だったので断念しました。

もう一つが錦帯橋のある錦川を下るです。


ネットでは多くの情報がありましたので電車回送で南桑駅周辺から錦帯橋までを漕ぐことにしました。

回送方法は錦川鉄道錦川清流線の川西駅から南桑駅

車は川西駅近くの河川公園の駐車場へ







出艇は南桑駅前の錦川右岸側より


この日は前日の雨で少し増水気味だそうで散歩中のお時間からご忠告を頂きました。



乗ってきた列車ですが2両編成でしたが、どこかで切り離して1両で戻っていきました。




瀞峡ツアーでもある山並みを下る風景はいやされますね。



沈下橋ですがリバーカヤックでは何度かありましたがツーリング艇では初めてだったかな?




そろそろゴールかなって所で見上げるとお城が!!

岩国城






錦帯橋のしたは石畳になっているので結構な増水でなければカヤックは通過不可です。



担いで下流側へ



約24km程のツーリングでしたが久しぶりの遠征は楽しかったです。

翌日には江田島を漕ぐ予定でしたが前日寝すぎて全く寝ることができなかったので江田島は下見だけで終わりました。

江田島はお爺さんが生まれた土地っていうのが最近分かったので是非漕ぎたいところなので近いうちに再チャレンジする予定です。






淀川カヌー体験

2023-07-19 13:20:33 | カヌー体験
梅雨の合間でしたが6名様で淀川カヌー体験を実施いたしました。


最近は女性のお客様ばかりだったので男性のみのツアーは久しぶり?




6月初旬の大雨の影響で増水が続いておりましたが前日にツアーが開催できるレベルまで水量が減り何とかツアーが開催出来ました。







ファルトボートに興味を持っているお客様が何名がいらっしゃいましたのでツアーが終わった後でお店でご案内させて頂きました。


ファルトボート・フォールディングカヤックの浮力体について

2023-06-15 11:55:18 | レスキュー講習



ファルトボート・フォールディングカヤックに入れる浮力体について

ファルトボート・フォールディングカヤックにつきましては以下ファルトと記載いたします。


ポリエステル製やFRP製のカヤックには隔壁(荷室)があるので水が入る部分はコクピット内となります。
【隔壁内(荷室)は完全防水ではないので沈した際には若干水が入ることが御座います】

ファルトにつきましては隔壁・荷室が無いので沈した際にファルトを起こし直すと全体に水が浸入することがあります。ファルトの殆どにはエアスポンソン(両サイドのチューブ)が装備されており中に空気が入っているのでファルトが沈んで行くことは無いのですが、再乗艇が出来ない状態となります。

事前に浮力体を入れていると起こし直した時にある程度の水が排水され少なくともファルト全体に水が残ることはなく再乗艇後の排水も楽になります。


ファルトの浮力体は必要性につきましては無くても良いが入れておくのがマナーとなります。




タンデムのファルトボートの場合のケース
画像はフジタカヌー製 アルピナⅡ460

画像の浮力体はフジタカヌー製であればSサイズMTI製であればMサイズになります。

タンデムの前側に座る方が居る場合は画像の様に浮力体を入れます。

430サイズのファルトの場合は空気の量を調整し足元が窮屈にならないようにする。
ただし、空気をパンパンに入れないと沈した際にファルトを起こし直すと水と一緒に浮力体が流れ出る可能性があるので浮力体の空気を入れるチューブをフレームと船体布の間に挟んでおくと良いです。



タンデムの後部につきましてはフジタカヌー製であればLサイズでMTI製であればLLサイズを使用します。

後側は背もたれの後側になりますので浮力体のサイズは大きい物を入れるのがベストですが、荷物が多い場合は浮力体を小さい方のサイズを入れて荷物を入れる防水バックは荷物以外に空気を入れて使用するのが良いかと思います。背もたれの後側に入れる荷物ですが小さい物であれば沈した際に流れ出る場合があるのでカラビナなどで対策が良いかと思います。

タンデム艇をシングルで使用する場合につきましては大きいサイズを前後に入れてあげるのが良いかと思います。
所有している浮力体が大1 小1であれば前に大 後ろに小を入れて後ろの空いたスペースに防水バックを入れておくのが良いかと思います。


浮力体の必要性は中々実感できないのですが、レスキュー講習などで浮力体無しで再乗艇の練習をしているとフレームの曲がりなどが出ることが御座います。これは水の重みでキールパイプが曲がることが原因です。フジタカヌーの460であれば2重管キールなので滅多に曲がりませんが、430などはフレームの剛性が低い為に雑な扱いをするとレスキュー時には若干曲がってしまうことがあります。実際のレスキューであればフレームを気にしながらのセルフレスキューは出来ないので万が一フレームを折ってしまうと第3者に助けて頂くしか方法が無くなります。

私も淀川や大川などで漕ぐ場合は入れないケースが多いですが、瀬戸内などに遠征する場合が必ず装備しております。使わなくなれば必要装備としての認識がなくなり本当に必要なときに持って行くのを忘れてファルトを壊してしまう場合がありますので出来る限り使用してあげるようにしてくださいね。

また、穴が開いて空気が抜けてしまう場合が御座いますので普段からエア漏れのチェックも忘れずお願いいたします。