前回はシャフトでしたので今回はブレードについて
大きく分けるとハイアングルとローアングル向きのブレードになります。
力強く振り下ろすように漕ぐのがハイアングルで低い位置でゆったりと漕ぐのがローアングル
マーシャスのカーボンやグラスパドルはローアングル向き
スイングスターパドルのスーパーソニックなどはハイアングル
スピード重視で漕ぐ場合はハイアングル
のんびり・ゆったりのロングツーリングならローアングル
ハイアングルがいいのかローアングルがいいのかは好みの問題と教わる人によって大きく変わります。
私が教わったのは前コウノトリオーナーの河野さんなので長めのパドルで漕ぐのが主流です。
また、パドルの好みで対照的なのがスイングスターパドルの生みの親の愛知RAINBOWの中谷さん。パドルのラインナップを見ればわかるのですが基本短めなんですね。
コウノトリでファルトボートやシットオンカヤックでお勧めするパドルは基本長めです。
出来れば230cmが理想と思っております。
短いパドルで漕ぐ場合水面までの距離が届いていない場合カヤックを傾けて漕いでしまいますのでグラグラして沈する可能性があります。
腰の使い方を知っていれば短いパドルでも対応できるのですが、初心者の方は無理かと思いますので初めてのパドルは長めがお勧めです。
先生が違っても基本的な漕ぎ方や理屈はハイもローも同じなので長いのと短いのは使い比べて決めて頂ければよいかと思います。
また、ブレードのなかにはフォームコアブレードってのが有ります。
ワーナーであればカリスタやサイプレス
スイングスターであればフルカーボンモデルのブレードは全てフォームコアブレードです。
フォームコアってのはブレードの真ん中に浮力が入っているイメージです。
他のブレードに比べてモッコリしているのが特徴です。
ブレード自体に浮力が有るので抜けが早くピッチを上げて漕ぐのに適しているので
ハイアングルモデルに多く採用されております。
また、エスキモーロールもフォームコアブレードのパドルの方が少しやり易いです。
成功率も少し上がりますw
フォームコアブレードの対局としてはワーナーのカマノなどが水切れの良いソリッドタイプになります。
マーシャスのカーボンパドルなども似たような感じかと思います。
基本高級モデルのグラスファイバー製なので今手に入れやすいのはワーナーのカマノですね。
パドルの良し悪しは安いモデルから高いモデルまで使い倒さないと良く分からないかと思います。いいパドルですよと勧められて良いと思って使っていれば自分にとって良いパドルになってきます。また、好みが出てくるとどれだけ良いと勧められても合わない物も御座います。
私はワーナーのカリスタのベントが漕ぎ終わりに少し引っ掛かる感じがするのでちょっと苦手です。また、とあるメーカーのベントシャフトも一部苦手な物も御座います。
長距離ツーリングなどで合わないパドルで漕いでいるとストレスになるので基本気に入ったパドルを持ってツーリングに出かけます。
何を買ってよいのかわからない場合は予算を伝えて使用するカヤックに合ったモデルを勧めてもらうのが良いかと思います。
店舗では試し漕ぎして頂けるパドルを多くご用意しておりますのでカヤック本体を購入して頂いたお客様は無料でレンタルさせて頂いております。
また、分からないことなど御座いましたら店舗までお問合せをお願いいたします。
#マーシャス #スイングスター #カヤックコウノトリ #カヤックフィッシング
#フジタカヌー #ファルトボート