現状について
7月以来長期間休止してしまったが、その間不思議と本機のトラブルに悩まされることも無く平和に過ごすことが出来た。多分浸水防止策が功を奏したかと感じている。
私にすれば、こんな順調な経験は初めてだが、いつまた不調の連鎖に巻込まれるかは不安だ。
この間にした事と云えば、時々始動させて様子を見る程度で、遠征後にプラグを点検しても劣化の感じが余りしない。
唯一細工したのは、ステンレスのパイプでプラグレンチを作った事くらいだ。本機の付属品で十分だが、Blog第61回のスタータケース補強輪の残材を何かに使えないかと考えたもの。
27.2Φ 肉厚1.2mmと太過ぎるので切込を入れ、古いプラグを芯にして叩き、ほぼ6角形にした。かなりヤワなので、捻じるときは一気にガンと回す。
不要不急の、その他周辺情報
1、コメル社が整備業者の認定制度を持っていることに最近気が付いた:
Facebookを開くと勝手に表示されてしまう写真の内に、アクアスクータの文字が見えたので、翻訳を見るとアクアスクータ修理の認定証だった:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/85/a595db28bce05fa10a693dafc3ecdb8f.jpg)
内容は:
アクアスクータ修理コース受講証明書:
アクアスクーターAS650CEモーター(エンジン)の製造会社である Top-Kart(トップカート)社は、G.S氏を
「スクータのメンテナンスコースを受講し、(指定地域での)純正部品のみを使ったAS650CEの修理者として認定する」
というもの。なお Top-Kart という商標はコメル社の本業?であるカートエンジン関係だ。
HPは https://www.facebook.com/giovanni.scarpinati
作業卓が並んだ冒頭写真が、どうやらコメル社の実習室らしい。
そこでコメル社のHPにあるサービスセンターのリストを見ると、この名前がすでに掲載されている。
こんな情報を引用したのは、品質の悪すぎる割に、COMER 社がしっかりと整備業者への教育ををしているらしいことに驚いた為だ。
それとも悪過ぎるから業者教育が必要なのか?(失礼!)
他にも、流石は原産国だけのことはあって、別のスクータ修理業を謳う認定?業者のSNSページがある:
Davide Aquascooter Piacenti
https://www.facebook.com/davide.piacenti.142
しかしこの業者名はコメル社の上記リストには記載されてない。
日本では、千葉県柏市の「東京貿易」のみが掲載されているが、同社は本機の輸入商社であって、実務はお馴染みの「ノリモノランド」がやっている。
あちこちで整備が受けられれば有難いが、日本国内の本機普及状況では、独立の修理業者は求めるべくもないだろう。
初心者など本機の不調で大苦労するというか、殆ど諦めて放棄してしまうような現状なので、せめてこうした実習の資料を一般にも公開して欲しいものだ。
2、もっともっと驚いたのは、そうした業者の先頭?に居た者の事故だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d9/5bd1ca556ab119faa84aef7eed29d1aa.jpg)
アクアスクータを含む潜水機材の整備業者 Paolo La Parola 通称 Paluzzo(パオロ とも パルッツォとも)が最近(2018年7月)急死して大変驚いた。本機整備の超ベテランであり、いつも引用している原産国イタリアの潜水魚突きフォーラム PescaSubApnea の主要メンバーだ。皆からの質問にも積極的に答えていたし、コメル社の現行モデルAS650スーパーマグナムの設計時にもあれこれ助言したと当人のBlogにあった。
その彼が、本年7月に200気圧9リットルタンクを整備中に爆発し、バルブの直撃で即死だという。
これだからスクーバは怖い。
私としては力尽きて水中で失神死などというのは、それまでの事と諦めているが、機材故障でというのは余りにも口惜しい。
フォーラムにあったニュースサイトからの引用情報:
Without words, our dear friend and friend is gone
from keoma »Friday 13 July 2018, 18:49
Palermo: exploding dive tank, died the holder of Tecno Mare Incidente mortal at work in Palermo by Tecno Mare. Died the owner "Paluzzo", Paolo La Parola 54 years in Palermo. The man was hit by the valve of a nine-liter diving tank loaded at a pressure of 200 bar. The incident occurred at 5.30 pm in Via Vincenzo Di Marco, 17.
source palermo.republica.it
営業していた整備場のHPがある。本人死亡ではこのページも消去されてしまうのだろうか。
http://www.tecnomarepaluzzo.it/
その中に、標準、ホース排気式、直結ホース排気式の3台のアクアスクータを回して回転数の違いを見せているビデオがある。 https://www.youtube.com/watch?v=fZWlviI7HC8
実は以前 本Blog 第19回で彼の頁を引用した。するとそれに気付いた彼が、SNSで本ブログについて冗談を言っていたことがあって、私には親近感があったのだ:
TECNO MARE Paluzzo srl (パルッツォ海洋技術会社 とでも訳す?)
2016年5月1日 ·
Mi sa tanto che dovrò mettermi a studiare giapponese.
L'amico Kosakatsuki ha già trovato parecchie mie recensioni ......... ma sarò più chiaro.
Anche in Giappone parlano di me !
http://blog.goo.ne.jp/ko…/c/2535707172739750e1f7737f143cc3e4
私は日本語を勉強しなきゃならない。
友達の小坂夏樹はすでに私のレビューをいくつか見つけている...... 勉強すればもっとハッキリするだろう。 日本でさえも私のことを話題にしているのだ!
(小坂夏樹は筆名です。音読即ち意通ず!)
こんな現状で当面の話題も尽きたと思われるので、本ブログは今回で終了とします。技術ブログと云うには拙い内容で汗顔の至りですが、見て呉れた皆さんに感謝します。
なお、アクアスクータ初心者諸兄が頼るべき情報は殆ど無いので、怪しい点も多々有るとは思うが、当面公開は継続します。いつも言訳していますが、内容には常に疑いを持ちながら参照してください。
なおまた、文字を読むのが面倒がられる今の世の中、こんな長たらしいブログではなく、詳しい整備作業の動画公開をしてくれる方の出現を期待します。
以上
Blog第76回 ブログ最終回終り The final blog=小坂夏樹=
7月以来長期間休止してしまったが、その間不思議と本機のトラブルに悩まされることも無く平和に過ごすことが出来た。多分浸水防止策が功を奏したかと感じている。
私にすれば、こんな順調な経験は初めてだが、いつまた不調の連鎖に巻込まれるかは不安だ。
この間にした事と云えば、時々始動させて様子を見る程度で、遠征後にプラグを点検しても劣化の感じが余りしない。
唯一細工したのは、ステンレスのパイプでプラグレンチを作った事くらいだ。本機の付属品で十分だが、Blog第61回のスタータケース補強輪の残材を何かに使えないかと考えたもの。
27.2Φ 肉厚1.2mmと太過ぎるので切込を入れ、古いプラグを芯にして叩き、ほぼ6角形にした。かなりヤワなので、捻じるときは一気にガンと回す。
不要不急の、その他周辺情報
1、コメル社が整備業者の認定制度を持っていることに最近気が付いた:
Facebookを開くと勝手に表示されてしまう写真の内に、アクアスクータの文字が見えたので、翻訳を見るとアクアスクータ修理の認定証だった:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/85/a595db28bce05fa10a693dafc3ecdb8f.jpg)
内容は:
アクアスクータ修理コース受講証明書:
アクアスクーターAS650CEモーター(エンジン)の製造会社である Top-Kart(トップカート)社は、G.S氏を
「スクータのメンテナンスコースを受講し、(指定地域での)純正部品のみを使ったAS650CEの修理者として認定する」
というもの。なお Top-Kart という商標はコメル社の本業?であるカートエンジン関係だ。
HPは https://www.facebook.com/giovanni.scarpinati
作業卓が並んだ冒頭写真が、どうやらコメル社の実習室らしい。
そこでコメル社のHPにあるサービスセンターのリストを見ると、この名前がすでに掲載されている。
こんな情報を引用したのは、品質の悪すぎる割に、COMER 社がしっかりと整備業者への教育ををしているらしいことに驚いた為だ。
それとも悪過ぎるから業者教育が必要なのか?(失礼!)
他にも、流石は原産国だけのことはあって、別のスクータ修理業を謳う認定?業者のSNSページがある:
Davide Aquascooter Piacenti
https://www.facebook.com/davide.piacenti.142
しかしこの業者名はコメル社の上記リストには記載されてない。
日本では、千葉県柏市の「東京貿易」のみが掲載されているが、同社は本機の輸入商社であって、実務はお馴染みの「ノリモノランド」がやっている。
あちこちで整備が受けられれば有難いが、日本国内の本機普及状況では、独立の修理業者は求めるべくもないだろう。
初心者など本機の不調で大苦労するというか、殆ど諦めて放棄してしまうような現状なので、せめてこうした実習の資料を一般にも公開して欲しいものだ。
2、もっともっと驚いたのは、そうした業者の先頭?に居た者の事故だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d9/5bd1ca556ab119faa84aef7eed29d1aa.jpg)
アクアスクータを含む潜水機材の整備業者 Paolo La Parola 通称 Paluzzo(パオロ とも パルッツォとも)が最近(2018年7月)急死して大変驚いた。本機整備の超ベテランであり、いつも引用している原産国イタリアの潜水魚突きフォーラム PescaSubApnea の主要メンバーだ。皆からの質問にも積極的に答えていたし、コメル社の現行モデルAS650スーパーマグナムの設計時にもあれこれ助言したと当人のBlogにあった。
その彼が、本年7月に200気圧9リットルタンクを整備中に爆発し、バルブの直撃で即死だという。
これだからスクーバは怖い。
私としては力尽きて水中で失神死などというのは、それまでの事と諦めているが、機材故障でというのは余りにも口惜しい。
フォーラムにあったニュースサイトからの引用情報:
Without words, our dear friend and friend is gone
from keoma »Friday 13 July 2018, 18:49
Palermo: exploding dive tank, died the holder of Tecno Mare Incidente mortal at work in Palermo by Tecno Mare. Died the owner "Paluzzo", Paolo La Parola 54 years in Palermo. The man was hit by the valve of a nine-liter diving tank loaded at a pressure of 200 bar. The incident occurred at 5.30 pm in Via Vincenzo Di Marco, 17.
source palermo.republica.it
営業していた整備場のHPがある。本人死亡ではこのページも消去されてしまうのだろうか。
http://www.tecnomarepaluzzo.it/
その中に、標準、ホース排気式、直結ホース排気式の3台のアクアスクータを回して回転数の違いを見せているビデオがある。 https://www.youtube.com/watch?v=fZWlviI7HC8
実は以前 本Blog 第19回で彼の頁を引用した。するとそれに気付いた彼が、SNSで本ブログについて冗談を言っていたことがあって、私には親近感があったのだ:
TECNO MARE Paluzzo srl (パルッツォ海洋技術会社 とでも訳す?)
2016年5月1日 ·
Mi sa tanto che dovrò mettermi a studiare giapponese.
L'amico Kosakatsuki ha già trovato parecchie mie recensioni ......... ma sarò più chiaro.
Anche in Giappone parlano di me !
http://blog.goo.ne.jp/ko…/c/2535707172739750e1f7737f143cc3e4
私は日本語を勉強しなきゃならない。
友達の小坂夏樹はすでに私のレビューをいくつか見つけている...... 勉強すればもっとハッキリするだろう。 日本でさえも私のことを話題にしているのだ!
(小坂夏樹は筆名です。音読即ち意通ず!)
こんな現状で当面の話題も尽きたと思われるので、本ブログは今回で終了とします。技術ブログと云うには拙い内容で汗顔の至りですが、見て呉れた皆さんに感謝します。
なお、アクアスクータ初心者諸兄が頼るべき情報は殆ど無いので、怪しい点も多々有るとは思うが、当面公開は継続します。いつも言訳していますが、内容には常に疑いを持ちながら参照してください。
なおまた、文字を読むのが面倒がられる今の世の中、こんな長たらしいブログではなく、詳しい整備作業の動画公開をしてくれる方の出現を期待します。
以上
Blog第76回 ブログ最終回終り The final blog=小坂夏樹=