野党が今度こそね、あまりもう自分勝手言わずにですね、その大きな大義に向かって協力しあうっちゅう態勢をぜひ・・・
■小沢一郎・自由党代表
2017年11月1日 自由党定例会見
引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00000084-asahi-pol
今度の衆院選はね、自民党の票は増えていないんですけどね、野党が一本で戦うことができなかった現状で、また負けたっちゅうことですね。(民進党の希望の党への合流で)いいところまでちょっと歩き始めたんだけど、残念ながらうまくいきませんでした。
ただ、再来年は参院選。参院で我が方が過半数を取ることは事実上、安倍内閣の退陣につながる話。私が民主党代表を務めた時にもそういう状況の中で始まり、2009年の衆院選での(政権交代を実現する)勝利ということになった。まずさしあたっては、再来年の参院選で自民党の過半数割れを実現して、安倍内閣を退陣に追い込む。
そのために、野党が今度こそね、あまりもう自分勝手言わずにですね、その大きな大義に向かって協力しあうっちゅう態勢をぜひ作りたいと思います。
試算 立憲・希望競合区、一本化なら 自民、東京8現職落選
先の衆院選では、立憲民主党と希望の党の候補者が39小選挙区で競合し、結果は自民党30勝、立憲民主党9勝だった。しかし、民進党を出自とする立憲、希望両党が候補者を一本化したと仮定すると、自民党は16勝にとどまり、「落選者」のうち10人は比例代表でも復活当選できない。同党が野党の分立に助けられたことが、このデータにも表れている。【中田卓二】
まず比例代表の11ブロックで立憲、希望両党の得票を合算し、ドント方式で議席を配分し直した。「立憲・希望」は74議席になり、選挙で得た計69議席より5議席増えた。自民党は3議席減の63議席、日本維新の会は2議席減の6議席。公明、共産、社民各党の議席数は変わらなかった。自民党が議席を減らしたのは東京、北陸信越、東海の3ブロックだった。
次に39小選挙区で立憲、希望両党候補の得票を合算し、自民党候補と比較した。その結果、14選挙区で「立憲・希望」候補が自民党候補を逆転した。
さらに、もともと立憲民主党候補が当選した9選挙区を含めて、「立憲・希望」票を基に自民党候補の惜敗率を再計算すると、小選挙区当選の5人と、比例代表復活当選の5人が落選に変わる。
特に比例代表の獲得議席が減る東京、東海で影響が大きい。東京では小選挙区で当選した石原伸晃氏や伊藤達也氏らが比例復活に回るあおりで、若宮健嗣、鈴木隼人両氏ら現職8人(比例単独の2人を含む)が「落選」。東海でも、小選挙区で勝利した熊田裕通氏と比例復活の池田佳隆、神田憲次両氏が「落選」する。
39選挙区のうち16選挙区には共産党も候補者を立てた。共産票も加えると、自民党11勝、「立憲・希望・共産」28勝と、野党優位はより鮮明になる。