TBS news23 9.29
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「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前
日刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214651/1
すでに腹は決まった?(C)日刊ゲンダイ
- 2017年9月30日
小池百合子都知事が代表の新党「希望の党」との“合流”を決めた民進党に戦慄が走っている。前原誠司代表は28日、「希望者全員の公認を求める」と言っていたが、やはり小池氏は“排除の論理”で選別するようだ。すでに「排除リスト」なるものまで出回っている。
小池氏と前原氏は29日午前、民進から希望に移る候補者について会談。といっても、わずか15分ほどで終了。記者に囲まれると小池氏は「全員を受け入れることはさらさらない」と言い切った。
午後の記者会見ではさらに冷酷な言葉を繰り出した。
「排除されないということではなく、排除いたします」
こう言ってのけた上で、候補者は最終的に「自分が決める」と断言した。
安全保障政策や憲法観などの基本政策で一致できるかが選別基準だとしているが、まさに「私の考えに合わせない者は入れない」という“小池独裁”の様相だ。
こうした小池氏の意向を受けてなのか、それとも小池氏周辺が勝手に言っているのか、出回っている「排除リスト」にあるのは前職12人、元職3人の計15人だ。
菅直人 (東京18区)
野田佳彦 (千葉4区)
岡田克也 (三重3区)
赤松広隆 (愛知5区)
長妻昭 (東京7区)
枝野幸男 (埼玉5区)
安住淳 (宮城5区)
近藤昭一 (愛知3区)
辻元清美 (大阪10区)
阿部知子 (神奈川12区)
篠原孝 (長野1区)
初鹿明博 (東京16区)
海江田万里(東京1区)
手塚仁雄 (東京5区)
櫛渕万里 (東京23区)
■共産党との共闘に転換の動きも
首相や党代表、幹事長など幹部経験者、リベラル系、そして小池のお膝元である東京の候補者がターゲットにされている。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「小池さんは自分がトップなのだから『自分より偉い人は要らない』ということなんでしょう。『言いたい放題』の党風だった民進党に、『黙って言うことを聞く』文化を植え付けようとしているようにも思います。安保政策や憲法観を“踏み絵”にしたのはリベラル系を切るためというより、『絶対に共産党とは組めない』ということを世間に見せつける目的があるんじゃないか」
入党前から吹き荒れる“恐怖政治”に、さすがにやってられない、ということだろう。「希望の党とは肌が合わない」(前職の逢坂誠二氏・北海道8区)と、無所属での出馬と共産党との共闘を視野に入れる動きも出てきている。
いやはや、もうグチャグチャ。野党は、希望vs排除組・共産に分断される可能性が出てきた。安倍自民はニンマリなんじゃないか。
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民進・辻元清美氏「私は行きません」
FNN http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372028.html
30日午後、民進党でリベラル系の辻元幹事長代行が、希望の党には合流しない意向を表明した。
民進党の辻元清美幹事長代行は「わたしは、リベラルの力と重要性を信じています。ですから、わたしは行きません」と述べた。
そのうえで辻元氏は、「保守の立場の小池新党と、わたしのリベラルの立場から、安倍政権を挟み撃ちにして倒せばいい」と語った。
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辻元氏、無所属出馬へ 希望不参加相次ぐ
スポニチ http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/09/30/kiji/20170930s00042000303000c.html
2017年9月30日 21:17
小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」への合流を巡り、民進党の辻元清美幹事長代行は30日、希望には参加せず、無所属で立候補する考えを表明した。「希望の党には行かない」と記者団に明言した。阿部知子副代表は「(希望とは)組めない」と強調した。他にも新人が希望に公認を求めない意向を明らかにするなど、民進党内では、選別方針を示す希望への不参加の動きが広がりつつある。
辻元、阿部両氏は社民党出身。辻元氏は小池氏が民進からの合流に際し、安全保障政策や憲法観の一致を求めていることを念頭に「私はリベラルの力は重要だと信じている。無所属で立候補する」と述べた。
阿部氏は神奈川県内の街頭演説で「選別政治は許さない」と批判した。北海道10区では立候補を予定している民進党の新人が支援者との集会で、希望に公認を申請しないと説明した。
合流を巡っては、枝野幸男代表代行が無所属で立候補する方向で検討に入った。野田佳彦前首相は希望に公認されなかった場合には「自民党を倒す無所属の候補者として頑張る」と主張。逢坂誠二前衆院議員も「できれば無所属でやりたい」としている。
党内には、民進党公認での出馬を容認する声や、新党結成を模索する動きもある。