爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

依頼心

2020-11-01 03:08:10 | 日記
誰かに頼れる存在ならば、良かったのかも知れない。

誰にも頼れないから、自分でやるしかなかったんだから。

そんな生い立ちが、自分を強くしたのかも知れない。

その代わり、他人に冷たくなったのかも知れない。

甘い考えを抱く人に、辛く当たる様になったのかも知れない。

自分でやらないで、なんでそんなに人に頼るのって、思ってしまうから。

他人なんて、宛てにはならないんだからと。

そんな自分が悲しくなって、他人の思いやりを嬉しく感じた。

一人じゃないんだって。

一人ででも頑張ればいいんやないとって。

でも誰かが見ていてくれる。

そう感じて来ると、そんな思いやりも嬉しく感じてくる。

自分で頑張ればいい。

でもそれを見て、頑張ったねと言ってくれる人がいる事が、嬉しくなる。

頑張るのは自分の為なんだが、頑張った事を認めてくれる人がいる事は、嬉しい事なんだと。

別に誇れる訳ではないが、頑張りを認めて貰える事は、嬉しい事なんだと。

だから、また明日も頑張ろうと思ってしまう。