爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

好みであれば

2020-11-21 04:23:16 | 日記
爺さんだが自分の感性までは否定したくない。

簡単に言えば好きは好きで、嫌いは嫌いなんだが。

何処で何を感じている感覚なんだろうか。

老若男女を問わずに。

眼耳鼻舌身意の何処で何を感じて、いるんだろうか。

個々の機能でどう好きなんだと、感じているんだろうか。

分からない。

でも好きは好きなんだから。

簡単に伝えるのは、頭がおかしいと思われてしまうから、やはり伝えない普通の感覚なんだが。

誰でも一瞬にして抱く感覚なんだろうが。

言わないのが、奥ゆかしい所なんだろうが。

言わないと伝わらないし、言えばおかしいと思われてしまう所の感覚なんだが。

そんな感覚は誰も言わないし、伝えないだろうから。

伝えてどうしようとも、思わないんだから。

好きなものは好きでいたいから。

それ以上は何も望まないんだし。

だから、なんなんと言われそうなんだが。

でも好きは好きなんやから。

ただそれだけなんやけど。























出逢いと別れ

2020-11-19 01:51:45 | 日記
出逢いには、必ず別れがある。

思い出深い信徒さんが何人もいらした。

現職の頃、お祓いで家に定期的にお伺いしていた。

年に一回の所と三回の所。

帰山時刻を申告して、時間通りに戻らなければならない。

こんなのは当たり前。

繁忙期の多い時には一日10件をこなす。

各家庭にも予め訪問時間を伝えておく。

10分でも遅れるとお寺に電話が入り、まだ着かないんですがと言われてしまう。

遅れる事は殆ど無いが。

毎日の報告義務で、遅れた場合に理由を聞かれる。

お祓いの所要時間は1時間。

お宅に着く時間から、次のお宅に伺うまで。

お供えは野菜類、果物類、鯛、酒、米、塩と揃えて頂く。

読経から参列家族の身体を祓い、屋内全部を祓い、供物を埋設、屋外周を祓う。

これでおおよそ30~40分、屋内に戻り信徒さんのお話を伺う。

ここで黙って帰る訳にはいかない。

新人さんが黙って帰って不評になった事があった。

皆さんお変わり有りませんか等と、話を振ってみる。

質問を受ける事があるが、内容はそれぞれ。

いい加減な事は言えない。

鑑定事になる様な案件は、お寺にお越し頂く様に案内する。

経験を必要とするが、一人前になるにはやってみるしかないようだ。

石の上にも三年、やはり頑張っても三年は掛かるだろうか。






























夢で師匠に

2020-11-18 17:38:07 | 日記
昨晩は久し振りに師匠に会えました。

夢でですが。

九州と神奈川でめったに会えない。

共に現職を引退しているし、遠距離でもあるから。

夢の中で小さなお堂に二人でお詣りし、読経していた。

坊主の世界では師匠は絶対的な存在だから、礼節を忘れ親しげに接してはならないんだけど。

私は師匠を先生と呼ぶし、師匠は「おい」とか、「お前」とか言って下さる。

そんな関係で成り立っている私達だが。

出逢いからして衝撃的だった。

私は心を読まれていた。

具体的には憚られる(はばかられる)から言えないが。

やんわり言えば、長年夫婦をやっていると、誰でも一度くらいは思う感情だと思うあれ。

お前、⭕⭕したらいかんぞ。

付け加えれば、子供がいたからと言えば分かるだろうか。

えっ!?なんで分かるん、なんで!?でした。

絶対に口外した事の無いモノだったから。

その時私は間抜けな顔をしていたんだろうが。

私はその時この師匠と生きて行こうと決めた。

お陰で私は仏教の神髄かも知れないモノを感じ取っていた。

坊主になろうと。






































冷え切った

2020-11-18 14:20:22 | 日記
コロナ禍の影響で世の中の経済が冷え込んでいる。

ゴウツウ何とかも、コロナ感染拡大を怖れて、はかばかしくない状況かも。

明るいニュースが少ない中、自分の周囲くらいは少しでも明るくしたいと思うのだが。

なんせ年寄りは引きこもりがちなんで。

ユーチューブで世の中を知る位のもので。

私より若い人達のワクワクする様な、楽しい投稿を楽しみにしていますよ。














推察の不便さ

2020-11-17 01:10:09 | 日記
当人の苦労は他人の推察では測り得ない。

何処で知り得た情報か知らないが、土足で入って来るなよと思う。

所詮他人事なんだろうし。

ある事を聞けば、その苦労を推察は出来るだろうが。

だが実際に体験もせずに、貴方には経験として遺らないんだから。

むやみに慰めを言うべきではないだろう。

発する言葉に真実味がないし、説得力も無いから。

誰も上っ面だけの慰めなんか、欲しくはないだろう。

他人が知り得ない体験を、当人にすれば苦労として受け止め、捉えているんだから。

上っ面の言葉だけの下手な慰めなど、言って欲しくないと思ってしまう。

分からないけど、頑張ったんだよね位の方が、よほど慰めにもなる。

本当は慰めも欲しくないんだけど。

昔の傷なんだから、治り掛けているんだから、ほじくり返されたくも無いんだけど。

悪いね。