自分の意見と友達の意見が、異なるケースがよくあります。
これは冷静に考えてみれば、当たり前の事です。
いくら友達でも自分とは感情も考え方も、まったく違う別個の人間なのです。
ところが、この違いに腹を立てる人もいるのです。
「どうしてあいつは、俺の意見に賛成してくれないのか。俺が一体何をしたって言うんだ。今までいい友達だと思っていたのに、ガッカリだよ」
自分の意見に賛成してくれると信じていた彼にとって、友達が反対したのはかなりショックだったようです。
しかし、友達は友達、自分は自分です。
相手をそれだけ責める訳にはいきません。
自分と同じ答えを求める事に、誤りがあるのです。
意見を押し付ける事は、他人の人格を無視する事です。
お互いの違いを認め合う事を、出発点にして、より良い友人関係を築くよう努力すれば、お互いにより大きく成れるのです。