上のお姉ちゃんがまだ小学生だった頃、うちでは手乗り文鳥を飼っていた。
経験の有る方ならばお分かりかと思うが、鳥というのは犬と同じくらい人に慣れる。
うちで飼っていたのは“サクラ“という名の桜文鳥。 めちゃ可愛かった。
鳥のヒナを飼っていて感動するのは、初めて空を飛んだとき。
ヒナは大人の羽が生えてきた頃から羽ばたきの練習を始める。
少しづつ体が宙に浮くようになり、そのうちに飛び立つのだが・・・
サクラには、飛び立つ勇気がなかなか出なかったようだった。
促すために連日、子供達と一緒に「こっち来い」と呼びかけた。
そうするとある日、暫くモジモジしたのち意を決して飛び立ち、
不器用に羽ばたきながらこちらにたどり着いた! 感動!
ビールを一緒に飲んだり、パソコンに喧嘩を売ったり・・・
サクラは沢山の思い出を残して数年の寿命をまっとうした。
機会が有ればまた鳥を飼いたいのだが、今は猛獣クロがいるからムリだろうなぁ。