申請を受け付けている環境衛生課
御坊市が、1日以降に家庭のエアコン、冷蔵庫を省エネ性能の高い製品に買い替えた際に最大5万円の補助する省エネ家電製品買換促進補助事業は、3日の受け付け開始から4日間で早くも予算枠1000万円の半分以上を消化した。夏のエアコン商戦、ボーナス時期と相まって人気を集めているが、週明けもこの勢いが続くか、小康状態に入るか分からず、買い替えを迷っている市民からの問い合わせも多い。
省エネ推進と環境にやさしいまちづくりに向け、一般家庭の電気使用量削減、温室効果ガス排出量削減による脱炭素社会実現をめざし、今年度から始めた住宅用LED照明購入補助に続く第2弾。対象はエアコン、冷蔵庫とも経産省が定める省エネ基準達成率が101%以上の製品で、同達成率の目標年度はエアコンが2027年度、冷蔵庫が2021年度の製品。
エアコン、冷蔵庫とも1日以降に市内に所在する店舗で購入した新品(設置に必要な工事業者も市内の業者であること)。インターネットで購入した製品は対象外。買い替えた際に購入価格の2分の1以内、最大5万円を補助。申請は同一世帯で1回限りだが、エアコンと冷蔵庫を同時に買い替えて申請すれば最大10万円の補助が受けられる。
予算枠は1000万円あるが、6日時点で116件(同時購入分含む)を受理し、補助金総額は565万8900円で、すでに予算の半分以上を消化した。116件の内訳は冷蔵庫68件、エアコン48件で、ほとんどが5万円の補助対象となり、平均購入額はエアコンが24万5000円、冷蔵庫が20万2000円。
先着順のため予算枠に達した時点で打ち切る。予算は残り434万1100円、件数にして約87件。環境衛生課には買い替えを迷っている市民から「今から購入しても間に合うか」など問い合わせが相次いでいるが、担当職員も予想がつきにくいため、返答に困っている。制度そのものは令和6年度以降も継続し、補助対象家電製品の拡充も検討する方針。問い合わせは環境衛生課(電話23・5506)へ。
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