紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

日高町「なたまめソフト」が大手企業のご当地ソフトで紹介 〈2023年7月27日〉

2023年07月27日 08時30分00秒 | 記事


白井代表がニックンとセイチャンに
「なたまめソフト」を渡す場面も


 ソフトクリーム総合メーカーの大手である日世株式会社=本社・大阪府茨木市=が紹介するご当地ソフトに、日高町立温泉館「海の里」みちしおの湯食堂部「みちしお亭」が販売している「なたまめソフト」が取り上げられた。同社のキャラクターが旅をするスタイルで、今回は、由良町から日高町の景勝地などをめぐり最終、みちしお亭を訪問し、「なたまめソフトの良さ」をアピールしている。

 同社は、キャラクターであるニックンとセイチャンが登場して、全国各地の名物ソフトをピックアップするとともに地域の魅力も発信する「ご当地ソフトをたずねて」を、2000年から続けている。これを知った、みちしお亭の白井和代代表が、取引先であった同社の担当者が訪れた際に、「ぜひ、なたまめソフトを」とPRし、担当者も次回候補を探していたことで合致した。
 今回の、なたまめソフトは第68回和歌山県(前編)の日高エリア編でアップ。JRきのくに線の紀伊由良駅からスタートし、金山寺味噌・醤油の発祥の地と言われる興国寺や周辺が日本のエーゲ海と称される白崎海洋公園を訪れ、クエの町の日高町へ。大型のクエモニュメントや「ニッポン全国鍋グランプリ」で日高町の天然クエ鍋がグランプリに輝いたことなど紹介。約1キロの遠浅の海と白砂の浜が広がる産湯海水浴場、県内最先端の白亜の灯台である紀伊日ノ御埼灯台と移りゆく。
 最終、海の温泉として有名な、みちしおの湯に到着し、併設の、みちしお亭で「なたまめソフト」に出会うという設定。ニックン、セイチャンは開発に至った経緯や、健康食品と言われるなた豆茶粉末をソフトクリームに混ぜていることなどを紹介し「身体にうれしい、なた豆の粉末とミルクで仕上げたソフトです。コーヒーやきな粉に似た風味がお口に広がります」「後味がさっぱり!湯上がりにぴったり」など感想を述べ、「マイルドな味わいは、あずきあんにもぴったり」と、和スイーツ「なたまめ小倉ソフト」も誕生したことをPR。同サイト上で動画版もアップしている。
 白井代表は「なた豆と聞くと、イメージがわかないかもしれないが、実際食べてもらえれば、おいしさをわかってもらえる。取り上げられたことで、なたまめソフトの良さだけでなく、町全体のPRもしてもらえたことで、地域の活性化につながればうれしい」と話している。


 その他の主なニュース

好評の御坊市省エネ家電補助事業終了、3週間余りで予算使い切る

8月5日、御坊市民文化会館で「日高地方Uターンフェア」開催

元日高町小坂区長の武内扶さんに県知事感謝状

夏の高校野球準決勝、和歌山南稜がシード対決で市和歌山に敗退、管内勢の夏終わる