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JOC中学バレー 日高地方8選手が県選抜メンバー入り 〈2024年9月26日〉

2024年09月26日 08時30分00秒 | 記事


左から柏木、大瀨、中畑、浜口の男子4選手

左から古屋、岩崎、川瀬、浦森の女子4選手


 12月25日から28日まで大阪市で開催するJOCジュニアオリンピックカップ第38回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の県選抜メンバーに、日高地方から3年生ばかりの男女8選手が選ばれた。男子は、南部中の浜口滉大選手、大成中の中畑遥翔選手、南部中の大瀨琥太朗選手、上南部中の柏木颯斗選手、女子は日高中の古屋結里華選手と川瀬有紗選手、上南部中の岩崎優月選手、印南中の浦森結萌選手。大会へ向け合同練習が始まっており、日高地方選手は主力での活躍に期待される。
 最終選考会は7月31日に広川町民体育館で行い、県内各郡市から選ばれた候補選手の男子20人、女子26人が参加。サーブやレシーブ、スパイク、ブロックなどの練習やゲーム形式のプレーを参考に、これまでの大会なども考慮して、男女それぞれ12人を決めた。
 浜口選手=181センチ=はセッターながら、最高到達点3メートルの高い位置から、速い攻撃につなげるトス回しが魅力。ジャンプフローターサーブも武器で「コミュニケーションを取り、アタッカーの打ちやすいトスをあげたい」。
 中畑選手=173センチ=は最高到達点2メートル90センチ。オポジットの位置に入るアウトサイドヒッターの攻撃とともに、レシーブの守備力に期待がかかる。「自分の持ち味を出して、できることを存分に発揮したい」。
 大瀨選手=178センチ=は最高到達点3メートル5センチの高い打点から放つドライブサーブやスパイクを武器に、チームが苦しい時に点が取れるアウトサイドヒッター。「全国でも活躍できるスパイカーをめざしたい」。
 柏木選手=181センチ=は小学6年からバレーを始めるも長身を生かしたプレーで活躍。最高到達点3メートル12センチのミドルブロッカーとして、長い手を生かしたブロックで固く守る。「他の選手との経験浅さを埋め、貢献したい」。
 古屋選手=165センチ=はレフトのアウトサイドヒッターで最高到達点267センチからの、ブロックを打ち破る力強いスパイクが持ち味。選抜チームで主将を務め「二段トスをしっかり打ち、周りをよく見てコミュニケーションを取り、引っ張りたい」。
 川瀬選手=161センチ=はセッターで選ばれ、アタッカーに優しいトスが魅力。ブロックを見て散らした配球を心がけ、コンビバレーにつなげる。「速攻を多くしていけるようにするのが課題。打ちやすいトスを上げていきたい」。
 岩崎選手=164センチ=は最高到達点265センチのアウトサイドヒッターでコース打ち分けが光る。ライト、レフトとどこのポジションもこなせ、レシーブ力も魅力のオールラウンダー。「課題はサーブ。得意の守備を生かしたい」。
 浦森選手=170センチ=はオポジット位置に入り、サウスポーで最高到達点266センチの高い打点からのクイックや高身長を生かしたブロックで攻守に活躍。「クイックに対してのブロックをもっと意識づけたい」。


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