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かわべ天文公園再整備 まずフットサル場整備着手へ 〈2025年1月31日〉

2025年01月31日 08時30分00秒 | 記事


フットサルコート整備が準備段階に


 日高川町は、約8億円を投じて、令和5年度から9年度までの5カ年計画で進めるかわべ天文公園の再整備の第1弾となるフットサルコート整備工事にまもなく着手する。1期工事はコートの整備、2期工事(7年度予定)は周辺整備で駐車場や照明設備などを整備、8年度に日高地方初の屋外フットサルコートとして運用開始の予定。公園建物の改修や屋外に大型複合遊具、ドッグラン、駐車場の増設など順次整備を進めていく方針で、国庫補助の対象期間となる令和9年度の完成を目指す。
 再整備計画は、入園者の減少など人気に陰りが見える同公園を魅力ある施設にしようと、若手の町職員から屋外宿泊施設やカフェを併設した図書館、遊具の充実などの提案が出され、令和4年度に概略設計業務委託料(150万円)、5年度に設計業務費約2000万円を計上して実現に向けた構想を練ってきた。
 現在準備が進められているフットサルコートは人工芝で、国際基準を満たす38メートル✕20メートルを1面、JFA(日本サッカー協会)のフットサル協議規則コートの25メートル✕16メートルでは2面を整備。普段の練習から公式戦でも活用できる。このほか1期工事では高さ約5メートルの防球ネットも整備。2期工事では、駐車場やフットサルコート周辺のフェンス、夜間でも利用できるように照明設備も整える。
 フットサルコートを皮切りに今後、建物の改修や屋外に大型複合遊具、ドッグラン、駐車場の増設など順次整備を進めていく方針で、国庫補助の対象期間となる令和9年度までの5カ年で総事業費約8億円を投じて完成を目指す。1期工事は、弘安建設(株)=和歌山市=が施工する。


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