新聞週間が始まった15日の夜、「福岡 新聞週間記念の集い」に
行った。
代表標語は
負けないで 背中を押して くれた記事
福岡県在住で、「蜩ノ記」で本年度の直木賞を受賞した葉室麟氏が
「新聞に期待する――小説家の視点から」と題して講演。
「今はネットで情報が発信され、ネットを通じて人が動く時代である。
だからこそ、新聞は正確な情報の発信、発言に責任を負わなけれ
ばならない。真のジャーナリズムが必要である。」と語った。
今メディアが取り上げているiPS 細胞森口氏の問題は読売新聞の
特ダネ記事からはじまった。読売は一連の記事は誤報と発表した。
このタイムリーな事件について、葉室麟さんの意見を聞きたかった
がなかった。氏は元新聞記者もやっていたこともあり、遠慮があり
触れなかったのか?
新聞は「情報の裏を取り、発表に責任を負う。」と話していたことが、
この件への批判も含めての訴えだったかも知れない。