名前それとも名字で呼ばれたいですか

朝日新聞に『「ちゃん」づけ・あだ名　懐かしむ』70歳男性の投稿がありました。
【投稿要旨】
幼稚園や保育園、小学校低学年などでは呼びかける際、男子は「～君」、女子は
「～ちゃん」と下の名前で呼ぶことが多かった。
ところが最近は男女とも「～さん」が増えているという。あだ名禁止もあるらしい。
わたしの小さい頃、外見などからついたあだ名で呼ばれていた。
今の世の中何でも平等という流れ。だが私は「君」や「ちゃん」と呼ばれたり、あだ
名で呼ばれたりするほうが人間的と感じる。皆さんはどうお考えだろうか。

これに対し、読者の声は
◦小学校に入学すると、先生に名字に「さん」をつけて呼びましょうと言われた。
「あだ名禁止」のルールもあった。あだ名で呼ばれる嫌な思いがなくなった（17歳）
◦小学校の頃の担任の先生が4月、私たち生徒に向かって「みなさんが呼ばれたい
名前を教えて下さい。その名前で、1年間呼ばせて下さい」。私は少し恥ずかし
かったが、下の名前で呼んでもらうことにした。呼ばれて嬉しかった。（30歳）
◦長女が小学校に入学したら先生も児童同士も、名字に「さん」をつけて呼ぶ。（46歳）

　私も70歳過ぎていますが、故郷へ帰ると今でも「〇〇ちゃん」と呼ばれ、
とても嬉しくて優しい気持ちにさせられます。何よりも心の繋がりを感じます。
あだ名や「ちゃん」づけはコミュニケーションのいいツールだと思います。