折り合いをつける

　世の中は義理と人情の板挟みだ。
人情だけでは成り立たず、義理だけではやるせない。
ふたつの狭間で苦しむときもある。

時として、義理が自由を制限したりするが、
これも一種の社会規範である。
人情とからんで身の処し方に悩む場合がある。

義理と人情がすたればこの世は闇という。
義理がからめば堅苦しいが、人情がからむと、ついほろりする。


　私の好きな場所、街の中心地でありながら誰もいない川のほとり。
缶コーヒーを飲みながらくつろぐ。