仕事で疲労を感じ、身体が痛む。
そんな時、効果的な回復法がしばらく「まどろむ」こと。
しかし意識がテンパっていると、リラックスすら難しい。
暗い部屋で虫の声を聞きつつ横になる。とにかく意識的な思考を(意識的に)ダウンダウン・・・
流れるに任せておく。眠気が出てくる。そのまま委ねる。
気持ちよくまどろんでいたが、トイレに行きたくなって、起きてドアを開けてビックリ!
あまりにも清潔でキレイで輝いていた。感動的なくらい。
そしてさらにビックリしたことは、和風に改装されていたことだ。
私は遊びに来ていた妹の仕業がありうると思い、問い詰める事をイメージする。
そして思う。
私がうたたねしている間にトイレを改装することは現実に不可能。
よって、どんな受容れがたい異常事態が起きたとしてもそこにいる人間を問い詰めるのは
間違っている。そしてこれは夢だ。
嬉しくなってくる。やった!夢の中で意識を持った。こういう時には何だってできる。
ためしに2階から飛び降りてみようか。いや、やめとこう。もし間違ってたら怪我をする。
跳ねてみる。飛べるのがわかる。木材などはスルーできて、鉄骨やコンクリはくぐれない。
まだ夢の自由に抵抗を持っているのがわかる。でも外に遊びに行けそうだ。
夢の中の「抵抗」意識について考える。またトイレに行きたくなる。
・・・こういう夢では南極にだって遊びに行けるのを知っている・・・でも我慢しながらじゃ
遊びたくない・・・それにすでに夢の中で起こることに、「疑い」「抵抗」「言語的思考」の
比重が強くなっている。夢の冒険はやめて今日は仕事にもどろう。
ゆっくり覚めながらもどる。
夢で意識を持つ瞬間の感覚を面白く感じている。これが「意識」というものだとしたら
現実の私は「意識」を持っていると言いにくいようにも思う。
夢の「意識」は「自由」と呼べるような感覚と共にある。
覚めながら「意識」「自由意志」「疑い」「抵抗」「言語的思考」への思索が溢れる。
目が覚めきって、思索する意識も消えた。
画像は『DeviLove』セーキとデヴィ。携帯サイト「まんちゅ」他で公開中。
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