夢の中、ネットのお気に入りサイトを行ったり来たりしている。
一体私は何を探しているのだろうかと奇妙に感じるが、無駄に見える行為を通して探しているのは
私の、ある心の解放なのだと気づく。
無意識的な何気ない行いこそ、何て面白いんだろう!その驚きと喜びが行為への没頭を薄れさせ、
現実に生かしたいという言語的思考が流れ出した頭は夢から覚めていく。
夢うつつでは何となく把握している、何故それが開放を探す行為に当たるのかが
覚めた頭ではわからない。
私は未練がある。夢の発想法こそ既存でないオリジナルで真っ当で目から鱗で面白くて
快感なような気がしているから。
普通に考えれば寝ぼけて変なことを考えただけ、しかも思い出せすらしないことを
掴みたいだなんて迷い事の人生の無駄と思いつつも浮かれた気持ちがある。
私にとって既存でないものを私が受け入れられたら素晴らしいと思う。
かろうじて覚えている夢うつつは、私が最も無駄と思うような行為の中に、私の探し物が
あるというような感覚。
勿論トリックや無意味、間違い、勘違い、気休めかもしれない。夢なんか物凄く疑わしい。
そして探し物とは何なのか。それも見つかってみない限り今はさっぱりわからない。
わからないのだから、そんなものは初めから無いのかもしれない。
だ・け・ど…私は全くそうとも知らない時にこそ探し物をしている…そんな考え方や見方も
もしかしたらありえるのもしれない…
自分の知らない自分が、自分の中に隠れていたら、ちょっと面白いと思う。
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