![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e7/4c4f3b0edefbd4d293e69f6baf6c45b8.jpg)
朝方沢山の夢を観ました。覚えているのを二つ。夢はヘン。
母と妹と旅先で行入った、大変面白そうな体験型美術館で、入口の案内役、文化人類学の
男の先生と(この人は美術品をメスで切り開いて内部を見せて説明をしました)
展示中の北西海岸インディアンの工芸品について話したところ、
「いかほどの身分の方ですか?」と聞かれる。
少々面食らい、専門の勉強をしていると勘違いをされたのではと思い、
「私はただの美術ファンですよ」
と、答えると先生は黙っているので、私は質問の意味を間違えたのかと思い、
「これは副葬品ですか?これと共に埋葬された人の身分を聞いたのですか?」と逆に問うと、
「いいえ。あなたの身分を聞いたのです」と、小さな声で彼は応える。
気が付くと私は作品を見るために、先生と殆ど抱き合うように体を密着させていた。
私はこの人と親密であることが少し嬉しかった。先生は私の手を持ったまま、背中を向けている。
手の甲を彼に舐められたような気がして見ると、明らかに涎がついている。
「ダメですよ」笑って手を引き離れると、先生は頭を垂れ、背を向けたまま引きこもってしまう。
別の夢。子供のころの街、石神井公園の駅に向かって歩く。道中に大きな木がいくつもあって
カワセミのようにカラフルな鳥の大量の群れがいくつも木にとまり、空を飛ぶ。
鳥たちは不思議で模様は同じだけど体型は種が違うかのように様々だ。
くちばしは険しく、側を通過される時に少し恐怖を覚えるが、人をつっついたりはしない。
建物の合間には樹木と花がある。光がぎらぎらして、全ては恐ろしいぐらいに
生き生きとしている。風は水分を含み、台風の後のように空は晴れている。
コンビニのある街の中に生きた野生を感じるし、自然にのっとられるような気持ちもある。
「桃源郷」という言葉が浮かぶ。
花が咲き鳥が飛び、お店にはお酒も食べ物も溢れている。桃源郷はここだったのかな。
などと考えたりする。
駅の反対側の公園に行こうと思うが途中の道に、先日の大雨の際水が出たので道路閉鎖とある。
道には濡れた泥が積もっていた。
この調子ならぐるりと回って公園に行っても同じ事と理由をつくり、家に帰ろうと思う。
でも本当は公園はもっと樹木や花や鳥たちに占領されているのだと思うと、
それを観るのが恐ろしくていかないのかもしれない。そんな風に感じている。
闇のカラスの黒い群れも死を想起させるけど、
晴れた日の美しすぎる花と鳥の方が恐ろしいときもある。
画像は「地獄的天使」キャラクター、スティンキー
アニメランキングni参加中!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d9/4bf0f35db49eafda94e65d443364bb5e.jpg)