今、大阪国際女子マラソンをTV観戦しながらだけど。
東京オリンピックの最後の一枠を目指して、どんなレースになるだろうと興味深々
個人的には福士加代子選手、小原怜選手、松田瑞生選手に注目、少なくとも2時間22分22秒を上回るタイム、
2時間21分台を目指すらしい、、頑張れ!
いつもあと僅かで代表を逃して涙している小原さん、特に頑張れ!という気持ちかな
オリンピックで走ってほしいなあ~
その前に観たワイドナショーで一つのテーマとなったNIKEの厚底シュースについて、勝手な意見を。
今日のワイドナーショーにカンボジア代表で東京オリンピック出場を目指している猫ひろし氏(ニャー!)が出演してた。
話題は猫ひろし氏ではなく、NIKEの厚底シューズ(ヴェイパーフライ・シリーズ)についてだった。
ナイキのヴェイパーシリーズについて、国際陸上連盟(IAAF)が調査に乗り出すというニュースが少し前にあって、
今後の国際大会での使用はどうなるだろう?とかなり興味を持って見守っている(?)感じでではない。
今年、2020年の箱根駅伝では区間新記録が続出、10区間中7区間(2、3、4、5、6、7、10区)で区間新が誕生。
大会記録も7分近くも大幅更新、、天候(気温、風などの気象条件)に恵まれた、選手の努力(走力アップ)も要因だろうが
やはりシューズの恩恵もかなりあったと想像。
210選手の内、なんと177人がナイキのシューズを履いていたらしい。 ナイキ一強!
出場選手の84.3%が昨年7月に一般発売された「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を履いて出走だったという記事があった。
【2020年箱根駅伝のシューズ内訳】
・ナイキ 177人(ヴェイパーフライ ネクスト%)
・ミズノ 9人(プロトタイプ7人+その他のミズノ2人)
・ニューバランス 9人(プロトタイプ1人+フューエルセル7人+ミムラボモデル1人)
・アディダス 7人(プロトタイプ3人+その他のアディダス4人)
・アシックス 7人(プロトタイプ3人+ソーティ4人)
・デサント 1人
(文春オンラインよりコピペ)
ある実業団チームの監督の話によると履きこなせれば5000mで15秒は速くなる、という記事を見た記憶がある。
10kmで30秒、ハーフで1分以上、フルなら2分以上、ということ。
それで何が問題なんだろう?ということになる。
契約(スポンサー)の関係でNIKEのシューズを履けない選手がIAAF(国際陸上連盟)に対して、
「あのシューズは不公平だ」と訴えたらしい。
どこが不公平なのか?
シューズの素材にあるということ。
(画像=ナイキのウェブページより)
「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の軽量のカーボンファイバー製プレートと厚底の分解図 - 画像=ナイキのウェブページより
内蔵しているカーボンの板が一枚、これが推進力を生んでいる、、という話。
IAAFの規則
Athletes may compete barefoot or with footwear on one or both feet. The purpose of shoes for competition is to give protection and stability to the feet and a firm grip on the ground. Such shoes, however, must not be constructed so as to give athletes any unfair assistance or advantage. Any type of shoe used must be reasonably available to all in the spirit of the universality of athletics.
– IAAF Competition Rules 2018-2019
シュースは履いてもいい、シューズが競技者に不公平な助力をしてはいけない。
シューズは陸上競技の普遍的精神に合致し合理的かつ無理なく入手できるものでなくてはいけない。
「陸上競技の普遍的精神」って何?、、、「正々堂々、ずるはしない」ということ?
シューズの素材の問題なんでしょうか?
どんな素材は駄目なんでしょう? 線引きできないんじゃない? と思う。
どんなシューズでも着地の反発力から推進力を生む工夫をしているから、ただのゴムだけだったらいいのか?
他のシューズ・メーカーの製品にもプラスティック、特殊な樹脂だったりの特殊な素材がNIKEとは違っていても何か内蔵していると思う。
詳しいことは全然知らない、想像だけど。
このカーボン・フレームを内蔵したおかげで着地した時にテコの原理で踵が押し上げられ、踵が地面を離れる時に加速できるらしい。
カーボン・フレームだけがだめなのか?
それは無いだろう?! 良いことは他のシューズ・メーカーも真似すればいいと思うし、
シューズの進化だと思えば、ぜんぜんいいんじゃない? NIKEの企業努力だと思うのは間違っているのか?
ランニング・シューズだけ問題なのか?、、、陸上競技のスパイクには同じようなスパイクが登場しているらしいし。
どんなスポーツでも使用する機材は進化していくのが当然だし、そこから記録が更新されていくのは悪いことでもないと思う。
逆にわくわくする。
昔、ツール・ド・フランスで、、ベルナール・イノーが5連覇した頃、僕がトライアスロンに夢中になった頃、
ライバルの選手(ローラン・フィニヨン)が個人タイムトライアルで、
「アピュイド・セル」というサドルの後ろに特殊な空力改善パーツを取り付けて出走した。
尾っぽのように後ろに長く伸びるそが空気抵抗軽減効果を狙ったものとして当時解説されていた。
自転車競技の世界は歴史があるからか保守的だったんだなあと思う。
たった一回の出走(?)でその後使用禁止になったような記憶があるが(?)、、、その後幻のように消えていった。
僕の大好きなトライスロンにおいても使用するギア・グッズの進化は凄い!
特にバイクはもの凄い進化、、、エンジンや電動アシストが無ければオッケー!だから、、、それでどんどん記録は伸びている。
トライアスロンはバイク(自転車)競技に比べたら歴史は浅くまだ新しいスポーツ、保守的ではない。
選手も新しい事、物好きが多く、未知のどんどん進化したものに飛びついて取りいれる。
ハンドルがそう、昔は世界のトッププロでもドロップハンドルだった。
その後日本でも1987年頃からエアロ効果を狙った形、三角形のスコットハンドルと呼ばれるものが出てきて、
現在はブルホーンタイプにエアロポジション(DH)バーを取り付けたものも多くなりTT(タイム・トライアル)バイクがそれ。
その場合、ライディング・ポジションが当然前乗りになるのでTTバイクはフレーム自体からロードバイクのそれとは違い
フレームの比率どころか形状も全然違う進化を遂げ、同じバイクのカテゴリーでも不公平なくらい別物になった感がある。
完成車は軽く100万円を超え、軽の自動車、それも高級な車種が軽く買えるくらいのものが各メーカーから沢山出ている。
それでも大会では規制されないし、誰も文句を言ったりしない。
もっとも乗りこなすには、それなりに練習を重ね技量が伴なわないと宝の持ち腐れになる。
世界中のレースで勝ち抜き挑戦権を得たクレイジーな鉄人が集結するアイアンマン・ハワイでは
TTバイクが当然、でなければ気後れしそう???
話がそれてしまったが、個人的にはNIKE厚底シューズを肯定している。 禁止しなくてもいいじゃない?
でもまだ履いたことがないのでその効果はわからない。
市販されていると言っても、ちょっと高価、、、今履いているシューズ達なら2足買える、、、
「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の価格は税込3万250円、とはいえ、誰でも「入手可能」。
もう少し安くなればと、、一度は試してみたい。
ほしい人は誰でも買える特別な人だけのシューズではない、、ここ大事。
誰でも買える、、、品薄ではあるらしいけど、、特別に無茶苦茶高価でもない。
だから禁止をするならシューズ素材・構造等の明確な基準の設定を先にしないと駄目と思うのだ。
一般のジョガー、ランナーにもかなり浸透してきているし、
そこが以前禁止になったスイムの「レーザー・レーサー」との大きな、決定的な違い。
このシューズを履けば誰でも速くなるのか?
という訳でもないようだ。
まず履きこなして慣れないと、履けば簡単に速く走れるという訳ではなさそうだ。
それなりに堪えられる筋力も必要みたい、履くだけで脚の裏側の筋肉が張るような感覚らしい?
ある方の使用した印象の記事を見たけれど、
このシューズを履き練習することで「正しいフォームで走れるようになる」
「故障しにくいフォームで走れる、、故障するのが難しい?」とか
「走るのが楽しくなる、、、疲れずに長い距離が走れる」。。。。
なんてあったので、本当かなあと、、かなり期待して更なる進化と価格の低下を期待しているところだ。
走るフォームが良くなる、長い距離を走れる、故障が減る、、、理想のシューズじゃないか
そんなシューズがもっと沢山、他のメーカーからも出てきて競争して価格が低下してほしい
これくらいの価格ならなんとか節約して買えるかも
手が出ない、、、フライネクスト
もし禁止するなら早く決めないと、、、東京オリンピックのマラソンコースの変更と同じ。
アスリート・ファーストであるべき
このシューズで練習している選手が多いだろうし、違うシューズに変えるなら早く履き替えないと間に合わない。
きっと走るフォームも違ってくるだろうなあと思う。
でも国際陸連(IAAF)の本音はきっと、NIKE1強では困る、なんだろうか?
大会で上位の選手はNIKEのシューズを履いた選手ばかり他のメーカーにとっては宣伝にもならない大会にお金を出さない(協賛しない)
世界中でのマラソン大会の開催においてスポンサーが減る、、と勝ってに想像
と、長々となってしまった。
ところで大阪国際女子マラソン、、、観終わりました。
松田瑞生選手! おめでとう!
地元大阪で、ダントツのタイムで復活優勝! MGCで4位と涙、涙だったけど、、
見事2時間21分台、、見事な走りだった。
オリンピック代表に内定、、最後の3人目となった、なりそう、、、まだ名古屋が残っている、忘れてた。。。
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貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も良い一日でありますように!
See you next time!
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