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Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2022年7月

2022-09-04 23:21:56 | 読書

昨年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/

での読書の記録。

やっと先々月、7月のまとめです。

もっぱら図書館本ですが、超お気に入り(何度も読みたくなる)本になると

永久保存本として購入します。

 

週に2冊~3冊くらいのペースで

一ヵ月で10冊くらいは読めたらいいなあと思っています。

 

2022年7月の読書メーター


■デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (上) (ハヤカワ文庫SF)
昔、映画(1984年版)を観ているが、どこが凄いのかよくわからなかった。
2021年制作の新作を観る前に原作を読んでいないと置いてけぼりになりそうな壮大な物語だからと。読書初級者としては、今までの本とはちょっと違う、ハードルが若干高い?翻訳だからからちょっと表現が硬い?違和感を感じながらも少しづつ、理解しながら、テンポが遅い、なかなか面白い!とまでには至らない。が、終盤ストーリーが大きく展開、この先どうなる?ワクワク。物語りは始まったばかり、中、下と続きがとても気になる、胸熱の展開が待っているのかな?

読了日:07月01日 著者:フランク ハーバート

 

■鳥人計画 (新潮ミステリー倶楽部)
東野圭吾さん16冊目。安定の面白さ。スポーツの世界にも科学の力が大きく貢献?影響、実際にあり得そうな気がした。スキージャンプの光景がリアルに想像できた。日本一の天才的スキージャンパーが毒殺され、序盤で犯人が特定されて、犯人目線でストーリーが展開する。その動機が不明。その動機が明かされて、そんな事で人を殺すなよと思ってしまったが、、その立場になればどうなのだろう?とも。それで事件解決かと思わせといて想像もしなかったオチ、どんでん返し的に明かされた真実、殺された楡井君が可哀そう! 

読了日:07月05日 著者:東野 圭吾

 

■100歳まで読書 (単行本)
83歳の著者が100歳まで読書し続けるぞ!と。
字が大きく読み易く、この本に出合えて良かった。

丸谷佐一さんの著書を読みたくなったし、紹介されていた「桃尻語訳の枕草子」も面白そうだ。村上春樹、永井荷風、宮沢賢治、レイ・ブラッドペリ、P.D.ジェイムズ、ドナルド・キーン、、紹介されていて参考になったし、気の向くまま摘まみ食いのように読んでみたいと思った。

感動こそ、精神の若返りの最高の秘訣なのだ。
100歳まで生きるつもりで、「ちゃんと死ぬ」ために本を読む。年を重ねたなりの本の読み方、楽しみ方。

読了日:07月08日 著者:轡田 隆史

 

■火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)
1950年に刊行されたSFの古典。SF史上に燦然と輝く永遠の記念碑!ということで期待し過ぎたか?のめりこむこともなく読み終えた。とても描写が謎系、精神が可笑しくなりそうなファンタジー。地球から火星へ人類が進出していく様を年代的に、火星を舞台にオムニバス短編で、、期待したような面白さはなかったが、愚かな人類への風刺や文明、進み過ぎた科学への批判なのか?最後の「百万年ピクニック」新しい火星人には悲しさを感じながらも新たな希望。

読了日:07月14日 著者:レイ ブラッドベリ

 

■本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
宮部みゆきさんの文章は心にスーッと入ってくるみたいで流れるように読み終えた。本を手にした時は時代物のホラー、怪談話なのかなと思ったが、江戸時代の下町を舞台に下町人情の世界を描いた短編集だった。深川七不思議を題材にした「片葉の芦」「送り提灯」「置いてけ堀」「落葉なしの椎」「馬鹿囃子」「足洗い屋敷」「消えずの行灯」
貧しかったり、夫と早く死に別れたり、親がいなかったりと大変の思いで生きている弱い人達の周りに起こる不思議な話、ミステリー仕立てで、どれも生きる希望を感じられる終わり方、、素晴らしい!

読了日:07月19日 著者:宮部 みゆき

 

■殺人現場は雲の上 (光文社文庫)
東野圭吾さん17冊目。タイトルに偽りあり、殺人現場は雲の上ではなかった(笑) 主人公がスチュワーデス(CA)の二人だったから、雲の上となったのでしょう?
容姿も性格もほぼ真逆のエー子とビー子のCA凸凹コンビの周りに起こる事件、ミステリーな7つのお話。
全然シリアスじゃなく、ノリは「しのぶセンセ」みたいでユーモアたっぷりだから気楽にサクサク読めて、疲れを癒すような感じで読んでいた。そこそこ楽しめた。

読了日:07月21日 著者:東野 圭吾

 

■デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (中) (ハヤカワ文庫SF)
フランク・ハーバートによるSF、新訳版三分冊のうちの中巻。 上巻は抽象的だったり、初めて出くわす単語が何?と難しく感じて読みずらかったりして苦戦した。中巻は慣れたり単語の意味も覚えたようで読み易く感じて、DUNEの砂の世界へ引き込まれた。砂の民、フレメンの文化、儀式なんかも興味深く描写されてて世界感がディープ。ポールとジェシカが今後どうなっていくのか?! フレメンの伝説の救世主ムアッディプとして下巻の展開が楽しみだ。

読了日:07月24日 著者:フランク ハーバート

 

■夜のピクニック (新潮文庫)
青春小説として純粋に楽しめた。名作だと思う。
高校生の頃ってもう50年くらい昔なのに、読みながら懐かしい記憶が蘇ってきた。年に一度の学校行事「歩行祭」、高校生の男女がそれぞれのペースで80kmの距離を一日かけて夜通し歩き続ける過酷な中で、色んな思いを語り合う。登場人物が個性的、ちょっと美男美女だったりで格好良すぎだったりするのもあるけど、悩みや心の葛藤、心情の変化も丁寧に描かれていて、、青春っていいなあと改めて思った。ただ歩くだけなのに、特別な何か、、実際にありそうだな。貴重な青春の1ページ。

読了日:07月26日 著者:恩田 陸

 

■砂漠
高校生(夜のピクニック)の次は大学生、の青春!伊坂幸太郎さん17冊目。今まで読んだ伊坂さんの中でも個人的には一二を争う面白さ。あの西嶋の鬱陶しいくらい強烈な個性、堂々と真っ直ぐに矛盾、自分に正直は伊坂さんらしい青春。麻雀用語が多くイマイチ分からなくてちょっと残念だったけど楽しめた。
友人、恋人の関係が絶妙過ぎたり、魅力的過ぎてあり得ない話だけど。大学生は何をすべきか、何ができるのか、、なんてことはまるでない、はずだ。理屈に合わなくて、沢山寄り道をする特別な時間で、人生で一度くらいはと思う、青春ってやつ。

読了日:07月28日 著者:伊坂 幸太郎

 

■レベル7(セブン) (新潮文庫)
宮部みゆきさん12冊目だった。さすがと思わせるミステリー。750ページ超えでちょっと怯んだけど2日めで読み終え、記憶に残る面白さだった。「レベル7まで行ったら戻れない」という謎の言葉を残して失踪した女子高生と
記憶喪失で同じ部屋で目覚めた若い男女の腕に刻まれたレベル7の文字。二つの事件が並行して交互に展開されていく。この二つの謎を別々に捜査、追跡する真行寺と三枝が、、、三枝は何者?二人の過去の真実が明らかになった時じ~んときました。展開が二転三転で最後まで気が抜けない、予想を超えて面白かった。

読了日:07月31日 著者:宮部 みゆき

 

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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