Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

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MY TRIATHLON MEMORY Vol.3-原点-ホノルルマラソン 1984

2011-04-23 18:03:39 | 昔の思い出・レース備忘録 1983-2007

第12回ホノルルマララソンは、1984年12月9日、8800人が参加して開催されました。

日本人参加者はそれまでの最高のおよそ1600人。

僕もその中の一人として、寒くあわただしい日本を離れ、しばし南の島のマラソンを堪能しました。

 

HONOLULU MARATHON 1984

 

この1984年のホノルルマラソンが僕のトライアスロンの原点です。

遥かなる夢、IRONMAN への軌跡(まだ到達できません、いつたどり着けるのか?)。。。僕の記念すべき第一歩です。

いつの日か、このスイムスタートを迎えたい憧れです。。。人の力だけで起こす世界最大、最強の水しぶき!!  

 

ホノルルマラソン、むかし、むかしの記憶です。 

レースそのものは、かなりしっかりと記憶に残っていますが、その前後の細かいことは忘れてしまいました。

 

宿泊したのはマラソンゴールとなるカピオラニ公園を道路を一本挟んですぐ隣、パークショアホテルでした。

こじんまりとしたホテル、決して一流ではなく、おそらく2流以下、でも僕には合っているようで、なかなか良かったです。

ホテルの1Fにある日本食レストラン「義経」。。。ここの「きつねうどん」うまかった! 

讃岐生まれの「うどんフリーク」が言うのですから。。少なくとも僕の好みの味でした。

まだあるでしょうか、この「義経」?

完走後、レストランでもらった完走記念の湯飲みです。 

レース当日の朝食を予約した人限定です。

                              

少し欠けてしまいました。 28年もよくもってると思います。 当時は金色の文字が鮮やかでした。

                              

「1984年  ホノルルマラソン  完走記念  義経 ハワイ」とありました。

 

まあ、これも思いでの品です。  初レースのゼッケンです。  

捨てられず、持っていました。 写真と一緒に保管されていました。 やっと日の目を見ます。   

                        

このホテル、小さいながらも2FにはOcean Viewてプールもあったし、5Fの部屋からはワイキキビーチが一望できました。

カピオラニ公園がすぐ隣なので、ちょこっと散歩がてらJoggingするのにも適した場所にあり、ロケーションは抜群でした。

ホテルに着いた日、着替えて近くを散策がてら軽く Jogging しました。

 

いよいよ初めてレース、いきなりフルマラソン。。。本当に大丈夫?

人も羨む海外マラソン、憧れのホノルルマラソン当日をむかえました。

起床は4時前だった? はっきりと覚えていません。 グッスリ眠れたように思います。

4:30頃、朝食。。。前日に予約をした1Fの日本食レストラン「義経」へ

たぶん焼き魚定食だったような。。これも記憶薄

そして身支度を整え、ホテルの近く、カピオラニ公園脇のバス乗り場へ、何時頃だったか覚えていません。

スタート地点のアロハタワー行きのマラソン専用バスに乗りました。  乗車しているのは今日走るランナーばかり、

まあ、応援の方もいたかもしれませんが、 ほとんど外国人(本当は少数派の僕たちが外国人なんですが)。

そのバスには僕たち4人以外に日本人らしき人は見られなかった。       

 

スタート会場に着いてから、何をどうしたか、ほとんど覚えていません。

トイレに並んだ記憶はあります。  そう、どこにでもある簡易トイレ、日本の個室的BOXトイレでなかったような、もっと横長で巨大だったような、

でも曖昧な記憶。

その内に英語のアナウンスが、当然か、ここはハワイ、アメリカだから、

よく聞き取れないが、スタート地点に移動しろと、それも速やかに、自分の完走予想タイムのところに並ぶように。。。そんな内容。   

 

僕は自分の目標タイムの4時間のところに移動。

この頃はまだまだ生真面目、少しでも前の方に並ぼうなんて思いもしない。

 

初めてのレースだが、海外旅行の浮かれた気持ちも手伝って緊張というものが殆どなかったような。。

軽いストレッチで身体をほぐし、各間接の具合をチェックし、アキレス健など筋を伸ばし最後のあがき、いや調整。

 

辺りはまだ真っ暗、夜と変わらない。

その内、英語でアメリカ国歌がうたわれ、聴き惚れているうちにいきなり、

「ズド~ン!」大砲(当然、空砲です)によるスタートの合図! 

そして空に沢山の花火が打ち上げられる。

一斉にスタート! と思いきや、、、、それは前方のお話。  最前列は写真にあるように我先にとダッシュだったでしょう! 

僕は写真に写らない遥か後方で待機。

おお、、、すご~い、この演出!  感動してしまう。

そんなに感動して見惚れてないで走り出せよ! でやっと走りだす。

スタート地点は数百m-トル先、歩きではないがゆっくりとJogのような走りだしだ。

(6:00 のスタート (?)だったような)

 

 

カラカウア大通りをアラモアナからワイキキへ。

ホテル街を目指しての暗闇の中を走りだす。  まわりの熱気につつまれ勝手に身体が動く、走らされているような感覚。

雨はやんだが、向かい風が強い(結局、風はこの日ずっと吹き続けた)

早朝だというのに、ホテル街の沿道には、もう応援の人垣ができている。

最初の給水所は4マイル過ぎ、カピオラニ公園の入口。 (1マイル=およそ1.6km)

日系のおばさんたちが一生懸命サービスしてくれる。

後方に”DUTY FREE”の旗、ここのボランティアは免税店の販売員たちらしい。

ほどよい冷たさのスポンジを首すじにあて、水を一口。 空がしだいに白んでいく。

5マイルを過ぎたあたり、このコース唯一の起伏、ダイヤモンドヘッドは往きも帰りも、上って、下る。

坂のピークに二番目の給水所

大人にまじって、小さい子供たちも多い。

金髪や栗色の巻毛の少年、少女に、次々にスポンジや紙コップを差しだされると

一人からだけ受けっとっては悪いような気にさえなる。

さっきは気が付かなかったが、

四角いスポンジだけでなく、パイナップルの形のものがある。

そうか、スポンサ-は”ドール(果物の販売会社)”だっけ。

7マイルから9マイル、やしの並木のカハラ・アベニュー

広い庭のある、美しい家がならんでいる。

ここに住んでいるいる人だちだろう、門々にデッキチェアやテーブルを持ち出し、

マラソン見物、応援を楽しんでいる。 僕たちランナーも元気をたくさんもらう。

 

そして9マイル地点を鋭角に右折すると、いよいよここから一直線で長く、単調な Kalanianaole Highway(高速道路)だ。

でも安心、コースは単調で退屈かもしれないが、応援が凄い 和気あいあい、まったく飽きない、楽しめる。

日本での応援は「がんばれ~!」がほとんどだが、こちらハワイではいろいろだ~

”Looking Good!" , "Go for It!" , "Go! Go! Go!"....”Can Do!"...

中間地点、13マイルを過ぎるあたりからハワイの高級住宅地、ハワイカイを1周するコースへ

15マイルを過ぎて消防署の前を通過すると正面に、あの大きかったダイヤモンドヘッドが小さく見える。

「ああ、こんなに遠くまで走ってきたんだ!?」。。そう、ここがコースの最も端(東)、

あとはダイヤモンドヘッドに向かって戻るだけだ。

 

18マイルの手前あたりで、またあの単調で長い高速道路に戻る。

往きとは違い、帰りはこの直線の長いコースが疲れた心身にこたえる。

思っていたほど気温は上がらなかったようだが、ときおり背中に照りつける強い日差し、、、、疲れ、、、足が重い。。。

およそ2マイルごとの給水所が心待ちになる。

心地よいスポンジと、のどをうるおす水とコーラ、気分転換。

ボランティアの笑顔は速い人にも、遅い人にも平等なんだ。

日本人がくると、 「ミズ!」と紙コップが差しだされる。

ホノルルでは”ワア~ラ(Water)”と言われると聞いていたが、だいたいどこでも ミズ! だった。

なにせ、約5人に一人が日本人なんだ。   (でも今は半分以上が日本人なんだってね? しかもその7割が女性のランナーだって??)

18マイル から22マイル 単調な長いコースをひたすら走る。。。でも、まだまだ逆方向に向かっているランナーがなんと多いことだろう!

驚いてしまう。 僕はすでに20マイル(約32キロ)地点だけど、この人達まだ10~11マイル(16~18kmあたり)なんだよ!

でも楽しそう! もうピクニック気分? マラソンを満喫しているよう! 速く走るのなんてもったいない! そんな感じ!

22マイル、鋭角に左折し、カラカウアアベニューへ向かう。  ここまで予想以上の良いペース、僕としては快走に近い。

 

快調なペースだった僕にちょっとしたアクシデント

23マイルを過ぎたあたりで道路に落ちていた小枝がどうしたはずみか、僕の靴(確か左)に刺さってしまった。

痛みはないが、一旦立ち止まり、屈みこんでその小枝をつかみ靴から抜き取る。

幸い怪我はしていないようだ。

でもこれでペースが狂ってしまったのか、立ち上がり走り出し、足が急に重く感じる。

一気にペースが落ちる。  これがマラソンの壁? カラカウア・アベニューをダイヤモンドヘッドへ。

ダラダラの上り、元気だと大した上りではないけれど、40km近く走ってきた足にはキツイ。

前も後ろも黙々と上るランナーがつながって見える。  歩いている人もちらほら。

僕は絶対歩かない、たとえ歩くスピードと同じでも、格好だけは、気持ちだけ走る。

最後の給水所。  スポンジをキュッと首筋にあてる。 ああ、気持ちいい。

「あと1kmちょっと!」とっくにゴールした人達なんだろう、完走Tシャツを着て応援している。 

カピオラニ公園へ入ると、残った距離は1kmもない。

もう気分は最高! どう表現すればわかるだろう! 僕の拙い日本語では、少ない語彙では表現できない。

この数百メートルはランナーにとっては花道、 フィニッシャーを迎える花道だ。

ゴールの400mくらい手前かな? ホノルルマラソンの横断幕が、確かここで写真撮影があるはず。

思わすピースサイン。 

いろいろな思いを抱いて

最後は格好よくゴールしよう。

ゴール前の写真。  よ~く前の写真を見ると後ろにいた「ひげのおじさん」が僕の前に。 最後に抜かれてる!

順位はどうでもいいれど、抜かれていなければ、この写真もっとUPで写っていたはずなのに、それが残念。

 

ゴールの時、いい曲が流れていた。

ホノルルのゴールにはRock Musicがよく似合う。 

Van Halen の Jump だったと思う. その後大好きな一曲に。

Van Halen - Jump (HQ music video) 

Van Halen "Jump"

Album: 1984
Label: Warner Brothers Records
Year: 1984
Vocals: David Lee Roth
Guitar: Eddie Van Halen
Bass: Michael Anthony
Drums: Alex Van Halen

The lyrics are below:

I get up, and nothing gets me down.
You got it tough. I've seen the toughest soul around.
And I know, baby, just how you feel.
You've got to roll with the punches to get to what's real
Oh can't you see me standing here,
I've got my back against the record machine
I ain't the worst that you've seen.
Oh can't you see what I mean ?

Might as well jump. Jump !
Might as well jump.
Go ahead, jump. Jump !
Go ahead, jump.

Aaa-ohh Hey you ! Who said that ?
Baby how you been ?
You say you don't know, you won't know
until you begin.
Well can't you see me standing here,
I've got my back against the record machine
I ain't the worst that you've seen.
Oh can't you see what I mean ?

Might as well jump. Jump!
Go ahead, jump.
Might as well jump. Jump!
Go ahead, jump. Jump!

(guitar solo)
(keyboard solo)

Part of the video version: Aaa-ohh!

Might as well jump. Jump!
Go ahead, jump.
Get it and jump. Jump!
Go ahead, jump
Jump! Jump! Jump! Jump!

 

虹が出ていました。

その夜、ホテルの部屋で完走Tシャツを着て記念撮影

レースの翌日、ハナウマペイへ4人でピクニック、

ワイキキビーチから市バスに乗り、バスはマラソンコースと同じコースを走り、ハワイカイの先で下車。

 シュノーケルを借りてしばし水中散歩を透き通った綺麗な海でした。

ハナウバベイでのんびりと海を楽しんだあと、また市バスに乗り戻ることに。

観光客は僕たちだけ、あとは島の住民の方たちだけ。 島の裏を走るバスに乗ったのは間違った訳ではありません。

North Shoreと呼ばれる海も見てみたくなり、逆方向のバスに乗り込みました。

島を半周しオアフ島の裏側(反対側)をまわり、終点アラモアナショッピングセンターへ

12月なのでクリスマスの飾り付けがあちこちに。

帰路に着く当日の早朝、カピオラニ公園を走りました。  最後の記念撮影をしました。

いよいよチェックアウト、ホテルを出るところです

 

ホノルルマラソン。。。素晴らしい思い出でが一杯です。

 

レースの前日には車いすのホノルルマラソンの大会もありました。

 

日本に戻り出社すると会社の話題になっていた。(当時、日本支社は小さい会社だったので) ビックリ

仲が良かった重役秘書の方が僕のホノルルマラソンを社内報に乗せたいので写真を貸してほしい、と

で、こんな具合に社内報に載りました。 日本人で2人目の快挙(?)だったそうです。

ホノルルから完走証が届きました。

3時間37分30秒でした。

 

今までのレースの思い出を何かに残したい、そう思いながら、やっと願いがかなった。。そういう思いです。

バラバラだったものがブログの中で一つにまとまりました。

まだ一つめで始まったばかりですが、これから少しづつ思い出深いもの、写真、記録が残っているもの、やっていこうと思っています。

ほんじゃあ~ね、また~See You Next Race!

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