熊本車両センターにお邪魔した時に偶然見つけました
この車両基地には車輪の踏面(とうめん:レールに当たる部分)を削る機械があるんです
確か・・・数億円はしたと思います
その機械の上で何やら回る物がありました
近付こうとしたとき、横にはでっかいスポーク式の車輪が置いてありました
こんなにでっかいのは・・・SLしかありません!
ハチロクの車輪を熊本まで陸送したらしく3本とも熊本に来ていました
動輪の裏側なんて中々見れないので撮っときます
このぎざぎざは何なのでしょうね?
機関車が乗る部分は非常に繊細な処理がしてあるらしくてホコリも付かないように被せてありました
こんなに近くで見れるなんてラッキーです!
横では1本目の車輪が削られていました
ただ、グルグル回っているだけのようですが、下に当たる部分に削る装置が付いているみたいです
踏面が削られてキラキラしていますね
削る途中で何度も状態を確認されてます
削り過ぎたら元も子も無くなりますからね
一本目が出来あがりました
あと2本あります
写真だけでは、どうやって削っているのか判りませんから不思議でしょう?
お待たせしました
動画です
下に削り用のバイトがセットされています
鉄の車輪を削るバイトですからとても堅いんでしょうね~
長年レール上を走っていると車輪に当たる部分が摩耗してしまいます
列車は車輪の形状で真っ直ぐに走るように作られていますので
形を定期的に整える必要があるみたいです
ちなみに曲がるのは線路で曲がるんですよ
本当はかぶりつきで見ていたかったのですが
邪魔そうでしたので遠目にみてました
音は・・・気にしてませんでした
バイトで削って行きますのでゴーッと言う感じでしょうかねぇ
踏面をミリ単位で削るのですが端からバイトを当てて行きます
丁度、回転させながら独楽を削って行くような感じですね
速度は遅いんです
ゴロゴロと回る感じですね
こんなに貴重な場面に出会えるなんて、釣り三昧さんのお仕事に興味があります(笑)
でも車輪を削る事自体が新鮮ですね
私、こういう作業があるなんて知りませんでした
金属フェチに近い私なので(笑)、動輪表面がキラキラしていくのなんて興奮ものです(笑)
キラキラして綺麗ですね。削るというより磨いている、ってかんじですね。
作業中は、何か音が出るのでしょうか?(社内からなので、動画は見ていません。回線のスピードが遅いのか再生できないのです。)