先週の金曜は松島のフェリー乗り場で釣り三昧をして夜明かししてしまいました。
回りでは、チヌの落とし込みやら、エギングやらで釣り人が沢山残っています・・・ホント元気ですねぇ
ボーっと、寝ぼけマナコで遠くを見ると、赤い5号橋が見えています
あれっ?
随分と釣りの話で天草を紹介してきたのに、天草五橋の紹介はしてませんでした
忘れもしません!
えーっと
釣り三昧少年が、小学生の高学年だった1966年のちょうど誕生日の次の日の9月24日に盛大に開通式が開催されてました・・・と思います・・・ホッ
24インチの自転車で半日掛けて見に行ったような気がします。
未だ、道は砂利道の部分が多くて、橋の所だけが立派なアスファルトでした
この後、天草諸島には架橋ブームが到来しまして、牛深の通天橋や大好きな樋島大橋、本渡のループの瀬戸大橋、今期大変お世話になっている通詞大橋、毎日通った大維橋、メバルのメッカ野釜大橋、御所裏島の中瀬戸橋が次々に完成しました。
いやぁ~ 本当にお世話になっていますねぇ~(^^)
天草五橋展望台です。フェリー乗り場から1キロの位置に有ります。
写真右に4号橋が見えてます
帰り道ですから、5号橋からの写真です。
ここから 2号橋の終わるまでは約3キロもあります。
1号橋と2号橋の間は11.5キロも離れています。
橋の上の写真です
この橋は天草五橋の中で唯一赤いパイプでできている橋です。
形式:鋼アーチ橋
橋長:177.7m(最大支間:126.0m)
先に見えるのが4号橋
この橋の建設は橋脚から左右にバランスをとりながら張り出して行くヤジロベー工法が我国ではじめて使用されました。
形式:PCラーメン
橋長:510.0m(最大支間:146.0m)
麺好きの方はピクッとされたですか?でも、ここでのラーメンはトンコツではなくて、橋梁形式の一つの事です。
主桁と橋脚・橋台を剛結構造としたもので、ラーメンとは骨組みを意味するドイツ語のRahmenに由来するものです。
PCとは、プレストレスト・コンクリート(Prestressed Concrete)の略称でーす
JRのコンクリート製の枕木もPC枕木と言います。
このカーブを曲がると3号橋が見えます。
この橋も橋脚から左右にバランスをとりながら張り出して行くヤジロベー工法で建設されました。
真中付近が高くなっています。
形式:PCラーメン
橋長:361.0m(最大支間:160.0m)
やっと2号橋が見えて来ました。
大矢野島の南端に架かる黄色いアーチ橋。正式名称は大矢野橋です。
形式:鋼ランガー桁(アーチ橋)
橋長:249.1m(最大支間:156.0m)
橋らしい感じの橋ですね、一番人気です・・・ってどうして判ったかは内緒
2号橋から11.5キロの位置に1号橋が掛っています
1号橋横には特別に展望休憩所があります。
天草の入り口にある鋼トラスの橋である。正式名称は天門橋。
形式 :鋼トラス
橋長 :502.0m
最大支間:300.0m
トラスとは細長い部材を両端で三角形に繋いだ構造であり、それを繰り返して桁を構成するものです。
長々書きましたが、1号橋から5号橋の間の国道266号及び路線に重複する国道324号線は、天草で真珠の養殖が盛んなことから天草パールラインと名付けられて日本の道100選にも選ばれているそうです。
しかも、当初、償還期間を39年で計画されていた有料道路でしたが天草への開通により多くの観光客が急増したためか交通量の異常な増大により、たった9年で無料化されました。
お陰で、魚の豊富な天草に簡単に行けれるようになって本当によございましたぁ~
ヨカッタ ヨカッタ