GTーRへの思い入れ

僕がGT-Rを初めてみたのはちょうど４０年前、１８の秋

先輩と訪れたあの「黒部ダム」の駐車場だった。

品川ナンバーだったのを覚えている。

シルバーメタリックのスカイラインハードトップGT-R

４ドアスカイラインGT-Rはもう充分に有名だったが

２ドアは発売してまもなくだった。

当時から高性能、そして庶民には手が届かない価格


そんな車を目の前にして、「すごい！」「このオーバーフェンダーは
なんな！」

ため息をつき、この車のオーナーってどんな人なんだろうって

思ったことだった。

翌年の日本グランプリ、僕は富士スピードウェイにいた。

スカイラインGT-Rの独壇場、ロータリーの迫撃が盛んだったけど

目の前を疾走するGTーRは速かった。

それから数年、家庭を持って子育てに追われているときでも

社会人としてガキっぽさが消えかけたときでも

頭の中にはあのスカGのRがいつも・・・

いつかはGT-R！GT-Rに乗るぞ！


思い続けて・・・・・・・・２０年後

型こそ違うけど、GT-Rを手に入れることができた。

僕が思い続けたGT-R

やっぱり間違いはなかった。

それから１８年、いまだにそのGT-Rに乗っている。