門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

松山城撮影スポット〜2018.02.03愛媛県松山市〜

2018年02月16日 | 旅行

 相棒のカメラを覗いてみると、やたらと高い位置からの松山城の写真が。え?130m級の山の上にあるお城なんだけど?

「これ、どうやって撮ったの?」

「ん?観覧車から〜♪(いよてつ高島屋の屋上にあります。いろいろ割引&無料サービスあります。)」

・・・集合時間をずらしたのはこのためか。こんなことなら空いた時間を使って松山城へ行っておけばよかった!聞いてみるととべ動物園(ブログ内関連記事あり)の後「萬翠荘(国重文)」「坂の上の雲ミュージアム」「大観覧車」のコースだったらしいです。・・・盛りだくさんなことで。

       

     ↑ステンドグラスや調度も素敵な萬翠荘        ↑駆け足で訪れた坂の上の雲ミュージアム

 

 

参考:松山城公式サイト

   萬翠荘公式サイト

   坂の上の雲ミュージアム公式サイト

   いよてつ高島屋(トップページ左の営業時間欄、大観覧車くるりんの箇所をクリックすると観覧車のページが出てきます。)


とべ動物園〜2018.02.03愛媛県伊予郡砥部町〜

2018年02月13日 | 博物館

 息子その1とくらげびとが古生物学会に潜り込んでいた頃、別動隊(息子その2&3とくらげびとの相棒)はとべ動物園に出没しておりました。息子その2その3は大好きな動物を間近に見られて大喜び、相棒もサファリパークより写真が撮りやすくて幸せだったとか。お天気にも恵まれ、めいいっぱい楽しめたようで、何よりです。 

        

 しろくまのピース(♀)、ライオンのバリー(♂)など、息子たちは名前まで覚えて夕食時に教えてくれました。相棒は猿の群れがかなり大きかったことに驚いたとか。こういうの聞くと、学会用と動物園用と体が2つ欲しくなります。

        

 

参考:愛媛県立とべ動物園公式サイト


伊予のご馳走・おいでん家 道後店〜2018.02.03愛媛県松山市〜

2018年02月12日 | グルメ


 温泉の後は近くの居酒屋さんへ。(アレルギー持ちの家族がいるとお店選びって結構難しいのですが、居酒屋さんには意外に逃げ道メニューがあって重宝するのです。)地元の魚屋さんが開かれたという「おいでん家」さんは郷土料理も豊富とのことで、上の写真は宇和島風鯛めしです。メニューには北条風鯛めしなるものもあり(下の写真)、一緒に注文して食べ比べ。どちらも美味しいです。

 お店の公式サイトでは平均予算3,000円/人でしたが、5人でお腹いっぱい食べてなんと8,000円切りました。アルコールを頼んだのが1人だけとはいえ、この顔ぶれで食べると回転寿司でも1万円越えはざらですのでかなりお値打ち感があります。家族旅行の場合、お値打ち感って、ホント大事。しかも美味しい郷土料理が味わえるし、子連れにも優しいお店(=子連れ来客に慣れておられる、適度に賑やかなので子どもの声が悪目立ちしない、etc.)でありがたかったです。おかげさまでゆっくりいただけました。ごちそうさまでした♪

 

 おいでん家道後店

住所:愛媛県松山市道後湯之町13−23

電話:089−931−6161

営業:11:30ー14:00(L.O.13:30)

   17:30ー23:00(L.O.22:00)

 

参考:おいでん家公式サイト


道後温泉〜2018.02.03愛媛県松山市〜

2018年02月11日 | 旅行

 日本最古の温泉と謳われ、宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」に出てくる人ならざるもののための浴場「油屋」の参考にもされたという道後温泉。伊予鉄道市内電車・道後温泉駅から歩くこと約5分で到着です。子どもたちが見るなり喜んだ道後温泉本館の障子は華やかな花火バージョン。20時にも近いというのにまだまだ賑わしく、チケットを購入して受付を右手に見つつ廊下を進むと階段が。。。二階の大広間で説明を受けたらいざ入浴です。じっくり温まって浴衣に着替えたところで大広間に戻り、お茶とお菓子をいただきます。ゆったりとくつろぎたい方には料金はやや高くなりますが個室もあります。ちなみに夏目漱石が正岡子規とともに利用したといわれる個室は「坊ちゃんの間」と呼ばれ、来館者に無料公開されているのでお時間のある方はご覧くださいませ。

  

受付を右手に見つつ廊下を進みます   55畳の大広間。湯上がりはここで   砥部焼の陶板画に石造りの湯釜がある神の湯   漱石が利用したという坊ちゃんの間

上の写真4枚は道後温泉本館公式サイトPR用素材からお借りしました。さすがに浴場にカメラは持ち込めませんので。。。(^^;)

 また、今回は時間がなくて断念しましたが、公衆浴場で日本唯一の皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」もあり、もちろん入浴はできませんが見学は可能ですので、関心がおありの方はぜひどうぞ。

 

参考:「道後温泉本館」公式サイト


愛媛大学ミュージアム〜2018.02.03愛媛県松山市〜

2018年02月10日 | 博物館

 愛媛大学の学術研究の成果を中心に展示・情報発信している学内博物館で、入館無料です。訪館できたのが閉館30分前ですので、かなり駆け足での見学になってしまいました。

         

第一常設展示『進化する宇宙と地球』

第二常設展示『愛媛の歴史と文化』

第三常設展示『生命の多様性』

第四常設展示『人間の営み』

 エントランスホールには愛媛大学の歴史、とか大学総合情報コーナー、とかあるんですが、小学生の皆様(息子その1&学会で知り合いになったFさんご姉弟)は第一常設展示ゾーンへ直行。岩石・鉱物は地域性の高い標本を中心に関連他地域のものもあり、じっくり見ていると時間がなくなりそうなので泣く泣く割愛、古生物は蝦夷層群(北海道上部白亜系)アンモナイトが主でした。写真のとおり、復元模型もあったりしてかなり目を引きます。個人的に気になったのは地球深部研究に必要な超高圧実験のために生み出された「ヒメダイヤ」。愛媛大学が合成に成功した世界最硬の物質だそうです。難しい真球状のヒメダイヤの加工に成功したことにより、透明ナノ多結晶ガーネットなど、産業利用の可能性も含め様々に技術利用が見込まれるそうです。

 くらげびとはもっとっじくり見たかったものの、第二・第四展示は子ども達の興味を引かなかったのかスルー。第三展示の昆虫は博物館らしからぬ(失礼)遊び心に溢れた配列の標本箱が多く、息子その1は中身よりむしろ展示方法に興味を持った様子。

          

 30分という短時間ながら、かなり楽しい訪館になりました。蛇足ですが、この博物館のミュージアムガイドのリーフレットはかなり美しいです!最初見た時カメラかレンズのカタログかと思ったくらい使われている写真が美しく、トリミングも大胆。コンパクトなのに説明文は分かりやすく、英文も併記されています。これが無料で配られているなんて、、、一番感動したのはこのリーフレットかも、、、。