暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

教え

2020年02月03日 | 古民家

 自然に育つものがすべて体に良いかと言えば・・・そんな訳も無く・・・

なんの変哲もない葉っぱが、体に触れれば、皮膚が赤く腫れあがり・・・

鮮やかな色で・・・甘い匂いのおいしそうな実でも、食べれば腹痛や食中毒・・・最悪死んでしまう怖い実もあります・・・。

その反面・・・腹痛の時に効く葉っぱや、傷や火傷に効果のある草花・・・

難病の治療薬の可能性につながる植物など・・・

人の力だけでは解決できない問題も・・・自然が大きな力を貸してくれます・・・。

季節の祭りごとは、自然の移り変わりに合わせるように・・・人が造り上げていった暮らしの一部・・・

明日が立春と言われて・・・今年の天候であれば納得したとしても、2月と言えばまだまだ寒い時期は続き・・・

新暦・旧暦・・・どちらが本当の意味での日本の暮らしに合った暦なのか・・・?

古民家は日本の気候風土に合わせ・・・地域の暮らしや育つ作物・・・そこで生きる動物や植物・・・

すべてを取り巻く環境を生かすような暮らしに必要な住まいで・・・

夏には夏の・・・冬には冬の備えをして、その時期に育つ作物を植え・育てていました・・・。

 

・・・日本酒などは、その蔵に住み着く酵母菌が蔵の酒質に7大きな役割をはたしていて・・・

家庭で造っていた味噌や醤油・・・ぬか床・・・お母さんの手の菌が、そのおいしさの決め手のように・・・

山で育つ葉っぱと同じように・・・悪い菌も良き菌も、人の手の平にはたくさんいるようで・・・

温度や湿度、数字で管理したぬか漬けがあんまりおいしくないように・・・

計算では計り知れない何かが・・・自然の中にはまだまだたくさん隠れています・・・。

古くからの言い伝え・・・ジャングルの奥深く住む原住民の教えが・・・

先進科学を凌駕する可能性もある事を・・・自然が教えてくれています。

 

 

 

 

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