暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

まとまる

2021年03月10日 | 古民家
 見知らぬ土地で・・・これからの暮らしを、こしらえる人や家族・・・。
友達も顔見知りも居ない場所での不安は誰もが同じで・・・
1人の限界を知って・・・人との関わりの大変さを知って・・・
地方ほど・・・やさしいご近所さんは大勢いても、その輪に入るまでの時間は長く辛抱強く・・・。
人で悩み・・・人に助けられる・・・
そんな繰り返しが続いて・・・信頼関係や、地域に馴染んで・・・
その場所がふるさとになって行くんだと思います・・・。

いろんな人がいて・・・集会でいろんな意見が出るけれど・・・
空から俯瞰して見れる人がいました・・・。
まとめる役が必要でも・・・先頭に立つ人が育たずに、長老の存在が必要ない暮らしになりました・・・。
大所帯では無くなった家族に、余裕の無い生活が・・・地域の活動から離れる理由になって・・・
子供のいない地域も増えて・・・無邪気さの無い町に変わって行きました・・・。

人に興味が無い・・・自分で手いっぱいの暮らしでも・・・
波乱万丈な生活を送っているのは・・・平凡でリアルな人生を送る人達・・・。
純和風の日本の暮らしの中に・・・西洋の生活が入って来て・・・
見るものすべて真新しい文化に、日本の伝統的な文化を取り混ぜ開花させた日本の文化・・・。
和瓦の載った洋風建築に・・・洋風柄の着物・・・
いくつか交わる、不思議な良さが生まれました・・・。
一つの住まいも・・・関わる職人さんはたくさんいて・・・
棟梁がうまくまとめなければ・・・良い住まいは生まれません・・・。
集う人も・・・多ければ多いほど、住まいも暮らし方も豊かになって行くような気がします・・・。
そんな住まいは・・・しっかりと受け止めてくれる伝統的な住いが合うんだと思います。



コメント
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