暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

残る

2022年09月01日 | 古民家
 10年先の夢・・・100年先は思い浮かばなくて、1000年先は夢物語・・・
1000年前の居場所を探しても・・・なかなか見つからないけれど・・・
人が組み立てたモノは案外すぐに見つかって・・・自然の中には、まだ見ない1000年がそこかしこに残されて・・・
そこは、人が立ち入らない場所だからこそ残される・・・夢の場所になっている・・・。

流行に惑わされて・・・いくつものおかしな姿カタチがもてはやされて・・・
住い造りの流行りモノが・・・右往左往して、雑多な住まいが町に溢れている・・・
四角四面の町造りが生まれれば・・・曲がり角ばかりの迷路の町が造られて・・・
意味があるのは解っていても・・・10年過ぎれば、恥ずかしい顔で目をそらして・・・
白黒の写真に映る・・・幼い自分と、過ぎた時間を取り戻している・・・。

森を守る人は・・・100年先を見て仕事をして来ました・・・。
海を守る人はどれだけ先を見て来たのか・・・
川を守る人は・・・顔も知らない人の暮らしを守って、川と暮らして来ました・・・。
自分や自分の廻りだけを見るのが精いっぱいだった毎日に・・・
ずいぶん先を見て過ごす人も多くて・・・職人も、自分の手仕事を次の世代に見せびらかすように・・・
あれやこれやの工夫と努力を残し・・・1000年先も残せる建物を造って来ました・・・。
これから始まる暮らしの100年未来には・・・いったい何が残せているのだろう。
コメント
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