ジリリと鳴り止まない雑音を心地よく聴きながら・・・
ツラツラと眠りに就く雑な時間は曖昧に過ぎ・・・
音のない暮らしがどれほど退屈で・・・耳障りなのか、知りようもなく・・・
小刻みに揺れる騒がしさから逃れられない忙しさは・・・
体を包む癒しを受け入れないで・・・
聞き流す暮らしが続いている・・・。
風や雨の音がリズミカルに聞き取れる・・・
特別な時間を手に入れて・・・
川の流れはバラバラと・・・いくつも和音を繰り返し・・・
空気が変わり、伝わる音も乾いてくると・・・
年老いた響きは幼さを取り戻し・・・
自然の声に戻ってゆくのかも・・・。
交差点で聞き逃す騒がしさと・・・踏切を近くに耳を塞ぎ・・・
雑踏に心奪われる暮らしに涙すれば・・・
語りかける海鳴りに体が震える時に・・・
頭の底から心に移る音の行方は・・・
聞きたく無い異音は、置いてきぼりの今に繋がり・・・
体をくすぐる幸せは落ちてゆくのかも。
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