手に入れた草木を両手で運び・・・燃やした煤の片割れを撒いて・・・
屋根を覆う木々に黄昏が集う頃・・・窓の中の粗末な暮らしが気を利かし・・・
コトバの弾みに意味は無く・・・真っ当な時間が伝えてくれるのは・・・
他愛もない・・・繰り返しが自然に還り、腑に落ちて・・・
つまづいたような出来事に・・・気付いて笑う日々に出会う・・・。
身の回りで手に入れた暮らしが伝われば・・・
当てにした用事が事足りて・・・誰それの何かが、そこかしこで重宝される・・・
地産地消と事は伝えても・・・物珍しさと互い違いのおもしろさに・・・
興味の的が増えてしまえば・・・退屈に飽きた心の渇きは・・・
クルクル廻して吸い取って行く・・・。
削り出した欠片で造り出されたカタチを手本にして・・・
忘れた頃に想い出し・・・同じように造っては・・・
似て似つかない別物に・・・暮らしの違いは遠慮して・・・
あの頃には戻れない・・・憂鬱な暮らしに憧れては・・・
昔は良かったと・・・この先100年も口走り・・・
つまづいた事を曖昧に忘れながら・・・貧乏自慢を片手に皺を造り・・・
豊かな暮らしと言い聞かせているのかも。