暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お届け物

2025年01月08日 | 古民家
 手の届くくらいが丁度いい・・・暮らしと出来事に走り廻り・・・
隣り合わせの呼吸が聞こえて来るには程遠い・・・
おたがいさまが届く距離感は・・・
近くて遠い響きに懐かしく・・・名前の書き方も遠くなる・・・。

カサリと指が鳴り・・・遠くの山が枯れた姿で迎えてくれる・・・。
喉の奥がノロノロ泣いて・・・左で書いた文字の跡は歪んでかすれ・・・
慣れた手つきも日毎に揺れながら・・・
詰め込んだ記憶が並びを変えて、現れ消えて・・・
しどろもどろと喉は鳴る・・・。

同じ事の繰り返しを重ねるくらい・・・
委ねるには重すぎる・・・想いの姿はあやふやと・・・
陽炎みたいと泳ぎながら・・・
先の見えない黄昏時を・・・くぐり抜けると見えて来る・・・
声をからして叫び続ける甲高い声は・・・
遠くへ響く便りになるのかも。








コメント
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