力を頼りに前を見て・・・差し出す力に見返りを求めては・・・
見過ごす姿と無くした過去は・・・
手に入らない姿に育ち、想い越えてしまえば・・・
力で打ち負かそうと息を吐いても届かない・・・
理想の世界に負かされる・・・。
基本に忠実な技の世界も・・・飽きられる姿があり・・・
伝統に抜きんでて・・・憧れる世界があっても・・・
谷の底に出くわし、迷いは生まれて見ても・・・
生まれた意味の中で暮らしが華やいで・・・
働いて・・・働く姿に惑わされても・・・
もの造りに掛けたコトバに励まされ・・・
文化を重ねた過去と、未来を繋ぐ人は・・・
両想いに手を取り、古びた未来を夢見て歩く・・・自遊人になるのかも・・・。
絢爛豪華な造りの住まいが未来に残り・・・
みすぼらしく暮らした、大勢の暮らしは見通せないまま・・・
失われた未来も、ほど遠くかけて行き・・・
新春に祈る寒さに遅れた温もりは・・・
空を踊り、明日をも知れぬ居場所から・・・離れられ無い凧が自由に舞えるほど・・・
蒼く広い空は無防備に踊り・・・突き出た岩を駆け抜けて・・・
盛られた今を抱きしめる。
